2018年6月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

2016年おすすめ作

無料ブログはココログ

« この歳にして,"Erroll Garner Plays Misty"を初めて聞く。 | トップページ | 中年音楽狂,「断捨離」に挑むも撃沈...。 »

2011年10月 9日 (日)

ベタな企画だが,結構楽しめるJohnny Winterの新作

Johnnywinter_roots"Roots" Johnny Winter(Megaforce)

本作はJohnny Winterが影響を受けたクラシック・ブルーズをゲストを迎えて演奏するという企画としてはかなりベタなものだと言ってよいのだが,出てくるメンツとJohnny Winterの元気の良さにより,予想以上に楽しめるアルバムとなった。

そもそも一発目からゲストで登場するのがSonny Landrethである。わかってるねぇというチョイスではないか。Derek Trucksさえ現れなければ,現代スライド・ギターの最高峰はこのLandrethをおいてほかになかったはずである。私はTrucksも好きだが,Landrethも好きなので,このゲストとしての登場がまず嬉しい。そして期待に応えるプレイぶりである。

その後もお馴染みのブルーズ曲が続くので,ここまでいくと「おい,おい」とも言いたくなるが,Johnny Winterから繰り出されるヘヴィーなフレージングはそんなことはどうでもええわと思わせるようなかたちになっているし,ゲストも好演である。Susan Tedeschiは歌だけでなく,ギターでもガッツのある姉御ぶりを示し,Derek TrucksはElmore Jamesの"Dust My Broom"で思わずひえ~っとなってしまった「ぶちかまし」スライド・フレーズ炸裂である。Vince Gillとやった"Maybelllene"がほかに比べてちょっと軽くて,私には違和感があったのだが,それでもWinterのギターと,Gillのいかにもカントリーっぽいギターとの対比が楽しめることは間違いないのだ。

全ての曲が最高とは思わないのだが,それでもこれは全編を通して結構楽しめるアルバムであることは間違いない。冒頭のLandrethもよかったが,それでもやっぱりDerek Trucksは凄いねぇと思わされたというのが実感である。Johnny Winterについては,67歳の爺さん,よくやるわと感心させられたことは言うまでもない。星★★★★。

Personnel: Johnny Winter(vo, g), Paul Nelson(g, perc), Mike DiMeo(p, org), Scott Spray(b), Vito Liuzzi(ds), Sonny Landreth(g), Vince Gill(g), Jimmy Vivino(g), Warren Haynes(g), Derek Trucks(g), Susan Tedeschi(vo,g), Frank Latorre(hca), John Popper(hca), John Medeski(org), Edgar Winter(sax), Joe Meo(sax)

« この歳にして,"Erroll Garner Plays Misty"を初めて聞く。 | トップページ | 中年音楽狂,「断捨離」に挑むも撃沈...。 »

ブルーズ」カテゴリの記事

ロック」カテゴリの記事

新譜」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/198475/52938030

この記事へのトラックバック一覧です: ベタな企画だが,結構楽しめるJohnny Winterの新作:

« この歳にして,"Erroll Garner Plays Misty"を初めて聞く。 | トップページ | 中年音楽狂,「断捨離」に挑むも撃沈...。 »

Amazon検索

2017年おすすめ作