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2011年8月 2日 (火)

「コクリコ坂から」はジブリ版「三丁目の夕日」?

Photo 「コクリコ坂から」('11,東宝)

監督: 宮崎吾朗

声の出演: 長澤まさみ/岡田准一/竹下景子/石田ゆり子/風吹ジュン/香川照之

家族ともども映画を見ることが結構多くなってきた今日この頃であるが,今回はこの映画である。実はあまり大きな期待を掛けずに見に行ったのだが,この淡々としながらも,爽やかなストーリーは結構好感度大であった。

しかし,この映画が我々のような中年にポジティブな感覚を抱かせるのは,舞台が昭和30年代(東京オリンピックの前)というノスタルジーをくすぐるからだという要素が大きいように思う。しかも舞台は横浜ということもあり,当時の桜木町,山下公園,そして海を見下ろす元町界隈,更には現在では考えられないような学生気質等も描かれていて,相応に反応してしまうのである。だからこそ多少ストーリーや役者陣に問題があっても,悪い印象を持ちえないというのが正直なところだ。

こういう感覚はVFXを駆使してその当時の世界を描いた「三丁目の夕日」をアニメーションに置きかえて,ストーリーはより青春時代の恋を描き,同じような「胸キュン」(死語!)路線を狙ったと思われても仕方ないところであろう。

それでもその当時はこういうのってあっただろうなぁと思わせるところが愉快であり,それを素直に楽しんでしまった中年真っ只中の私である。よって,この映画は通常のスタジオ・ジブリの映画と違って,ほとんど子供を対象としていないと言っても過言ではない。これはあくまでも中年以上が主たるターゲットだと考えてもよいような映画である。実写で描こうと思えば,「三丁目の夕日」同様に映画化できないわけではなかっただろうが,そういう路線は「あしたのジョー」でもやっていたので,アニメーション映画としての本作はこれでよかったのだと思う。

ストーリーは原作とは随分違う部分があるようだが,それでもこういうのもありだと思う。カルチェラタンでの学生の会話そのものにゲラゲラ笑ってしまったが,いずれにしても,劇的なところは少なくても,私は結構好きな映画であった。星★★★★。こういうのがいいと思ってしまう私が年なのかもしれないが...。

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映画」カテゴリの記事

コメント

こんばんは。
この映画 わたしも観にいく予定です。

夏休み中は混むので 終わりごろ。

★4つですか。
ほとんど同じ世代なので わたしも ノスタルジ-な雰囲気を楽しめるかもです(笑)

早く観たいなぁ♪

マーリンさん,こんばんは。映画館,私は土曜日に行きましたけど,結構空いていまいたよ。ジブリだからと言って,子供連れの方も多かったですが,これははっきり言って大人の映画ですから。

きっと楽しめると思います。意外な良さと言っては監督に失礼かもしれませんが,実感です。

Toshiyaさん、こんにちは。

調度10日ほど前に、スタジオジブリのピアノ弾き語りの楽譜が、日本から届いたところです♪

日本語を教えている学校の来セメ(9月中旬)の開校式で、「日本」をテーマに何か演奏してほしいと言われ、ピアノ伴奏者の都合がつかなかったこともあって、急遽、弾き語りで、スタジオジブリ特集で演奏予定です。

記事で紹介されている映画は、最新作ですよね。届いた楽譜集には、楽譜がありませんが、ネットで注文する際に、タイトルを目にしました。久石さんの楽曲は、どれもメロディーが素敵ですね。まだ、サラッとしか楽譜を見ていませんが、歌詞とメロディーがマッチしていて、感情移入もしやすそうです。

ちなみに、日本語クラスでは、日本のアニメ、マンガ、映画、Jポップのファンが多いせいか、もののけ姫、千と千尋、となりのトトロなど、受講者の皆さん、かなり詳しいです。。
中々、若い人の世代に追いつけなくなってきているのを実感します(苦笑)。

あっ、余談ですが、昨日、自分の演奏を追加アップしてみました。お時間のある際にでも、是非、覗いて見て下さい。細かいミスは、どうぞ気にされませんように。。。(汗)

リンク先は、別途メールさせて頂きます。

Laieさん,こんにちは。「コクリコ坂から」の音楽は久石譲ではなく,ユーミンのバックもやっている武部聡志です。まぁいかにもって感じの音楽ですが。

ジブリのアニメはまぁ万人向けですし,言葉も難しくないから外国の方にもいいのではないかと思います。

映像拝見しました。美声ですねぇ。ヴィブラートがあまり効いていないように聞こえるのが,演奏されている曲には適切と感じましたが,意図的なものでしょうかね。ありがとうございました。

Toshiyaさん、こんにちは。

「コクリコ坂」の主題歌を聴いてみました。オリジナルは、森山良子さんが、昔歌っていた曲なんですね。てっきり久石さんの曲だとばかり思いました(笑)。

拙いビデオですが、御覧になって頂き、有難う御座いました。
おっしゃる通り、ビブラートは極力つけず演奏してみました。曲の途中を、盛り上げて歌う演奏方法もあるようですが、この録音では、なるたけシンプルに仕上げてみたいと思いました。やはり、ジャズを長年聴いていらっしゃるので、「聴く耳」をもっていらっしゃるので、感覚がスルドイなぁ。。と感心しています(汗)。

さそりシリーズに続き、一昨日は、熊谷組(ヤクザ)のドキュメンタリー映画をテレビで見ました。日本では、公開されていないようです。Young Yakuzaというタイトルです。組長と子分との規律、内事情などを紹介していました。

アメリカに居た時に、日本から 牧師先生が4人ほど教会に来られたのですが、皆さんの元の職業は、「ヤクザ」でした。両小指が切り落とされて、背中、全身には見事な彫り物。。刺青は、見せてほしい、と言えば、すぐにシャツを脱いでくれるようです。お説教も、かなり説得のある内容でした。色々と修羅場を経験されているようです。

アメリカの税関で、前科がある為、今は、牧師だと言っても、税関を通れず、入国する時には、いつも一騒動あるそうです。この4人の牧師さん、4人一緒に並ぶと、何となく怖かったです。やはり、元ヤクザのオーラみたいなのが完全に抜け切れていないような感じでした。大分、時が経つので、今では、もう柔和なお顔になられているとは思いますが。

話が大分ズレてしまって、失礼致しました。


Laieさん,こんばんは。

宗教曲の場合,私は大仰に歌うより,楚々とした歌唱の方がフィットしていると思いますので,ノン・ヴィブラートに徹することは正解ではないかと思います。私は素人ですが,純粋に聞く立場,あるいは教会音楽ということを考えるとそうなると思うんですよねぇ。

後半の話は面白いですねぇ。昔,映画にもそういうのがあったようにも思いますが,彼らは宗教観に基づいて悔い改めるっていう感覚があるんでしょう。それに比べると日本のヤクザは...って感じですが。

そう言えば「ペイル・ライダー」は背中に弾痕が残る牧師をClint Eastwoodが演じつつ,最後は復讐戦に向かうという映画でしたねぇ。

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