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2011年7月11日 (月)

懐かしいなぁ:Steve Miller Band

Book_of_dreams "Book of Dreams" The Steve Miller Band (Capitol)

今を去ること約35年前,私がSteve Miller Bandに痺れてしまったのは,TVで"Fly Like an Eagle"期のビデオを見たことによるものである。私は子供の頃から,音楽については雑食だったが,プログレやハード・ロックを聞きながら,Doobie Brothers等のアメリカン・ロックも結構好きで,そうした嗜好に彼らの音楽がジャスト・フィットしてしまったのだから,何とも訳のわからん中学生であった。

Steve Miller Bandが人気のピークにあったのは"The Joker"~"Fly Like an Eagle"~"Book of Dreams"の3作ってことになろうが,その後突発的に"Abracadabra"にヒットを飛ばしたこともあった。しかし,彼らの活動のピークも人気にリンクしてこの3作の頃というのは間違いない事実だろう。私は聞いたことはないが,60年代にはBoz Scaggsも在籍したり,その後はBen Sidranも参加したりとそういう人脈でも注目されていたが,私にとってはこの3作のうち,後者2作こそが彼らの音楽ってことになってしまうのである。リアルタイムだったしねぇ。

今回,iPodに突っ込んで久しぶりにこのアルバムを聞いてみたのだが,"Fly Like an Eagle"よりはかなりポップな感覚が強くなっているが,これはこれでやっぱり楽しめるよなぁなんて思ってしまった。もちろん,痺れるような感覚はないので,私にとってはアルバム単位としては"Fly Like an Eagle"の方が上だという認識にも変わりはないのだが,私にとっては初発時にこのLPを買ったという同時代感こそが重要なのである。"Jet Airliner"なんてチャート・アクションもよかったしねぇ。今にして思えば詞も含め大した曲ではないが(苦笑)。

Steve Millerによれば,本作と"Fly Like an Eagle"はほぼ同時に録音されていたようなのだが,どちらかと言えば"Fly Like an Eagle"がウェットな感覚を持っているのに対し,こちらはかなり軽くて明るい感覚が強いように思える。もはや懐かしいとしか言いようのないシンセのサウンドで始まる冒頭の"Threshold"からキャッチーなリフを持つ"Jet Airliner"への流れには時代を強く感じさせたり,その一方で"Winter Time"や"Wish Upon a Star"のようなマイナー・ムード歌謡みたいな曲もあって,結構今にして思えばバラエティに富んだアルバムだったのである。"Wish Upon a Star"に続いて"Jungle Love"のような曲が聞こえてくると,ある意味ギャップが大き過ぎて笑ってしまうが。

いずれにしても,この作品は歴史に残るような名品ではないし,しょうもないと言ってしまえばその通りだろう。しかし,1970年代,あるいはよりスペシフィックに言えば,1977年というタイミングでこういう音楽を好んで聞いていた自分を懐かしんでしまった私である。星★★★★。結局,私も年を取ったということなんだろうなぁ(苦笑)。

でも,アメリカに行くと,(確か)DHLのTVコマーシャルで,"Fly Like an Eagle"が使われていて,つい反応しちゃうのもやっぱり年?

Personnel: Steve Miller Band(Steve Miller, Byron Allred, Gary Mallaber, David Denny, Lonnie Turner, Greg Douglass) with Norton Buffalo(hca), Les Dudeck(g), Kenny Johnson(ds), Jachym Young(p), Charles Calmise(b), Curly Cooke(g), Bob Globb(b)

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ロック」カテゴリの記事

コメント

私も好きなアルバムです!リアルタイムでレコードをよく聞きました!そして今またレコードを聞くようになって結構すぐ中古で手に入れた1枚です!
そんなに名盤ではないのですが、何故かあのジェットエアライナーのギターフレーズが急に聞きたくなりますhappy01
この乗りは捨てがたいですねえ!

蛇尾です。
このところ、「再訪:懐かしのROCK」シリーズが続きますね。ボクも聞くものがナイ時なんかに、60~70年代のロックへ回帰します。(時によっては日本のロックやフォークもあり)やっぱり歳のせいでしょうかねぇ。

で、「バド・パウエルの芸術」聴きました。音の悪さなんてなんのその、1~8曲目確かに凄い演奏です。同じピアノの"You Must Believe in Spring" Bill Evansは、音楽の儚さと幽玄な音が楽しめたが、このCDは、音楽の持つ「業」、緊張と破壊を強く感じます。

追伸:日曜日、BSで「レイラ」の制作秘話やってましたが、やっぱヨカでした。

takeotさん,こんばんは。このアルバムは結構売れましたよねぇ。"Jet Airliner"のリフは今聞いても好きですねぇ。

本当に久しぶりに聞きましたが,やっぱり懐かしさ満点でしたね。

蛇尾さん,こんばんは。はい,はい,その通りです。多分音楽を一生懸命聞いた時代の音楽(っていうか,あの頃はLPを買うのも大変でしたから,聞いてる回数が違う)何だと思います。

だからこそ,今でも思い入れがある一方,年とともに感じ方が違ってきている部分もあるところが結構楽しいですよねぇ。ということで,ジャズが夏枯れ中は,まだまだ続くかもしれません(笑)。

「バド・パウエルの芸術」ご購入ですか。そうでしょう,そうでしょう。その気持ちよくわかります。だって凄いんですもの(笑)。

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