2019年1月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

2017年おすすめ作

無料ブログはココログ

« またも記事を書きそこなう | トップページ | 出張の道すがらには丁度良い本 »

2011年7月24日 (日)

久しぶりに映画を見た。

Photo 「小川の辺」('11,東映)

監督:篠原哲雄

出演:東山紀之,菊地凛子,勝地涼,片岡愛之助,尾野真千子,松原智恵子,藤竜也

久しぶりに劇場で映画を見た。ここのところ,仕事が変わったこともあり,結構余裕のない生活を送っていたこともあり,劇場からも足が遠のいていたのだが,一体何カ月ぶりになるだろう?記事をアップしていない「ガリバー旅行記」以来だから,ほぼ3カ月ぶりか。

私は何度も書いているが,西部劇や時代劇が結構好きである。しかし,ここのところの藤沢周平ものの多さには若干違和感もある。ドラマとアクションを合体させやすいストーリーだというのはよくわかるが,ちょっと最近藤沢周平に頼り過ぎなんじゃないの?と皮肉の一つも言いたくなる。オリジナル脚本を掛けるシナリオ・ライターがいないってことの裏返しだが,まぁそれはさておきである。

この映画も藤沢周平らしい作品だと言えばその通りと思えるような作品であり,まぁストーリーとしても予定調和的である。それはそれでいいのだが,この映画の決定的な弱点は長谷川康夫,飯田健三郎による脚本だと思える。とにかく何でもかんでも回想で説明的にストーリーを語ろうという姿勢が気に入らない。どうにもこうにも辻褄合わせ的に思えてしまって,私は全然この映画に没入できなかった。シナリオは何でも語ればいいってものではなく,「引き算の美学」というか,鑑賞者の感覚に委ねる部分があってもいいはずである。私は常々言っているが,映画の良し悪しはシナリオ次第の部分が大きいのである。この映画はそれがダメだと思わせる典型例である。

Photo_2 シナリオの出来が悪いのに加え,あまりにも演技が稚拙な部分があるのも見ていられない。子役は仕方がない部分もあるかもしれないが,途中で挿入される仇討ちのシーンの演技は何なんだ?ほとんどストーリーに不要な挿話での演技がボロボロでは,それこそ何のためのシーンかわかったものではない。これもある意味シナリオの弱点とも言えるのである。そうした中で,こういう稚拙な演技に満ちた映画を救っているのは松原智恵子だろうなぁ。また,セリフは多くないが,尾野真千子の日本髪はなかなか良いなんて思ってしまった。映画は気に入らずとも,少しでもいいところ(大体女優がどうのこうのってのばかりだが...)を見つけようという私の心情である(苦笑)。

映画は静的な展開から,最後の決闘のシーンに行きつくわけだが,この殺陣もどうなんだろうなぁ。斬り合いの殺気のようなものが感じられず,こんなもんじゃないだろうと思わせるものでガックリ。東山紀之は悪いとは思わないが,それでもこの映画は星★★程度にしか評価できない。私は同じ藤沢周平の原作なら昨年の「必死剣 鳥刺し」の方をはるかに高く評価する。

« またも記事を書きそこなう | トップページ | 出張の道すがらには丁度良い本 »

映画」カテゴリの記事

コメント

Toshiyaさん、こんにちは。

藤沢周平の単行本が何冊かありますが、何となくとっつきにくい感じがして、まだ、読んでいないので、何とも言えないのですが。。

昨日、テレビの深夜放送で、梶芽衣子主演の「女囚さそり」シリーズ、第三話を見ました。かなり強烈でした。目を逸らしたくなる箇所もありました。全部で4話あるようです。梶さんのセリフは、ほとんどないに近いのに、あの演技力は素晴らしかったです。
それにとても美人ですね♪

Laieさん,こんばんは。藤沢周平はさておき,「女囚さそり」なんて放送しているんですか!凄いですねぇ。

梶芽衣子と言えば,今なら柴崎コウみたいな感じだと思いますが,クールな美女という印象が強いです。

それにしても「女囚さそり」。日本のテレビでは放送できないのではないでしょうかねぇ。

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/198475/52284821

この記事へのトラックバック一覧です: 久しぶりに映画を見た。:

« またも記事を書きそこなう | トップページ | 出張の道すがらには丁度良い本 »

Amazon検索

2019年おすすめ作

2018年おすすめ作