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2011年6月 6日 (月)

Prysm:これを聞いて燃えない奴はもぐりだ!

Prysm "Five: Live at Opera de Lyon" Prysm(Plus Loin Music)

となかなか刺激的な主題である。しかし本当なのだ。私はPrysmがリアルタイムで活躍していた頃のことはほとんど知らないので,彼らについて語る資格はほとんどない。しかし,今やなかなか手に入らない"On Tour"の強烈なことはブログのお仲間の皆さんの記事から推して知るべし(某輸入盤屋のバーゲン・コーナーにあったのに,その頃は関心がなかったから買い逃したままだ)だったので,気にはなっていた。そしてめでたく,それ以来のアルバムとなる作品が突然リリースされた。

その間に,私も欧州ジャズに結構目覚めてしまって(完全にではないが...),Pierre de Bethmannのアルバムもこのブログで取り上げたし,Benjamin Henocq入りのアルバムも取り上げている。しかし,ここで聞かれる音楽は,とてもフランス人とは思えない演奏というか,とにかく熱い。それに輪をかけるのがRosario Giulianiである。Prysmの面々も飛ばしまくっているが,Giulianiも暑苦しいというか,燃えるような激演である。ギターのManu Codjiaってのはこれまで聞いたことがないが,これまたジャズのフィールドからははみ出したと言っていいギタリストも加わり,全編を通じて私としては興奮の坩堝という感じであった。

このスピード感や強烈なテンションは最早ロックを聞いている時の快感に近い。これでは聴衆が燃えるのは当然だが,これをリヨンのオペラ座でやってしまうというのがこれまた快感である。クラシックの殿堂のような場所に流れる強烈なコンテンポラリー・ミュージック。フランス人って自由なのねぇなんて妙な感心の仕方をしてしまった私である。

いやいやそれにしてもこれは強烈。「興奮度」という観点では,これまでのところ今年ナンバーワンと言ってもよいだろう。激烈な音楽の快感に浸りたい方は是非。このアルバムには多言は無用だろう。触れてみればわかる。星★★★★★。でも火傷には注意(笑)。それにしても丁度2年前の録音だなぁ。こんなに強烈な演奏をできてしまうんだから,ちゃんと活動は継続して欲しいものである。そして日本に来て欲しいと思っているのは私だけではないはずだ。

Recorded Live at Opera de Lyon on June 5 &6, 2009

Personnel: Pierre de Bethmann(p. key), Christophe Wallemme(b), Benjamin Henocq(ds), Rosario Giuliani(as), Manu Codjia(g)

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コメント

これも、本当にすごかったです。
ジュリアーニもどうしちゃったんだろう、って、感じのブチ切れ方で、迫りまくってましたし。。
まさか、ジュリアーニいるとは思わなかったんで、ファンとしてはもうけた感じです。でも、次にスタジオ盤だすなら、トリオでぶっちぎってほしいなぁ。プリズムは、プリズムで、そこに時々ゲストが参加するアルバムだすならいいんだけど。。

このスピード感溢れた演奏には、恍惚の笑みを浮かべてしまいますよねぇ。。。
いろいろと、溺れることが多くて困ります。はい。

すずっくさん,こんばんは。TBありがとうございます。

確かにキレてますよねぇ,この人たち。「恍惚の笑み」とはまさに御意です。

こちらからもTBさせて頂きます。

中年音楽狂さん、こんばんわ。
ご無沙汰してます。

Prysm って、僕がブログを始めた頃、ブログ上でちょっと盛り上がったんですよね。懐かしい思い出です。

当時、秋葉原の石丸電気に行って「Prysm 」の○○ありますか? なければ取り寄せてくれませんか? って頼んだのですが、店員が色々調べてもないらしく、「プリズムのスペルはprism じゃないですか? 日本のfusionバンドの。 Prysm なんてバンド、聞いたことないですし。」って言われて、相手にしてもらえなかったという苦い思い出があります。「こんなんじゃ駄目だな石丸は。きっと潰れるぞ」と思っていたら本当に潰れてしまいましたが(笑)。

というわけで、中年音楽狂さんのTBはまだ届いていないようです。こちらからはどうでしょうか。では、また。お体にお気を付けください。無理はなさらないよう。

crissさん,こんばんは。crissさんもTB入れて頂いたんでしょうか?こちらも未着です。少なくとも,私のTBが失敗したことは既にわかっていました。やっぱりFC2とは相性悪いですね。

それにしてもこのバンド,凄いことになっていますねぇ。昔から凄かったということなんでしょうが,私は2作目しか聞いたことがなかったんで,ここまで強烈とは思いませんでした。

これならば,レギュラーでも活動を継続できると思いますし,新曲も聞きたいと思うのが,長年のファンの実感でしょうね。私のような新参者にはこれだけでも十分でしたが(笑)。

TBがうまくいかないようなら,追ってURLを貼り付けますね。

Prysmってピアノトリオなので、まさかゲストが入っているとは思わなかったのですが、この盤はゲストが入って、凄さ倍増って感じですね。

>これを聞いて燃えない奴はもぐりだ
まさに、こう言いたい作品でした。


TBありがとうございます。逆TBさせていただきます。

oza。さん,こんばんは。TBありがとうございます。

ゲストありがいいのか,トリオだけがいいのかは議論があるところだとは思いますが,少なくともGiulianiの参加は明確にケミストリーを生み出しましたね。本当に興奮しましたよ。

これは本当にすごいアルバムですね。血わき肉躍る、という表現がピッタリです。
爽快な熱さを感じます。おっしゃるようにぜひライブで体感したいものです。来日してほしい~。
TBはアダルト系の迷惑TBが必ず入ってしまうので、承認制にしたので入らなかったと思います。お手数かけました。
こちらもTBさせていただきます。

madameさん,こんばんは。TBありがとうございます。私のTBは入っていませんでしたか?

まぁそれはさておき,このアルバムの強烈さは今年一番と言ってもいいと思います。こんなえんそうしてしまったら,次はどうなるんでしょう?と誰もが思うと思います。

TB,入ってました。お手数かけたようですね。
実際、なかなか入らないときもあって、難儀ですね。。
ありがとうございました。

皆さんが高評価をしているアルバムですが、やっと年末に入手しました。やはり燃えましたよ(笑)。夏ごろには気になっていたんですが、その時は在庫の関係か、入手できず。今回聴いて良かったアルバムになりました。というか、かなりツボでした。自分とは接点がなかっただけによけいに楽しめました。

TBさせていただきます。

910さん,こんにちは。TBありがとうございます。そうでしょう,そうでしょう。燃えますよねぇ。

私もPrysmに注目したのは随分後になってからですが,彼らは大したものだと思います。こういうバンドがフランスから出てくるってのが非常に不思議ではありますね。

ということで,追ってこちらからもTBさせて頂きます。

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