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2011年3月18日 (金)

人が消えた新宿...

これは比喩ではない。本当に人がいなくなってしまったのである。

地震による電力供給に不安が生じたことにより,日本政府,経済産業省は東京の中心部にあるオフィス・ビルに一層の節電を夕方に求めた。それも「予測不能な大規模停電の可能性」という脅し文句付きである。私たちもそれにより,強制的にオフィスからの退去を命じられたのだが,打合せがまだ終わっていなかったため,打合せ相手と私の双方が帰宅しやすい新宿界隈で打合せを続けようということになった。

本来はスタバあたりで打合せをすればよかったのだが,地下鉄の駅から地上に出た私の前にあったのが居酒屋の看板であった。こんなときだから,スタバを探すより居酒屋の方が手っとり早い,かつ空いていると判断し(ほとんど即断であった),打合せを行った。しかし,店内でワンセグのニュースを見る限り,電車の縮退運転はまだまだ続きそうだということで,まぁゆっくり飲むかって話になってしまった私たち(主導したのは当然のことながら私...)である。

いずれにしても想定以上に店に長居してしまった私たちであるが,表に出て驚いてしまった。午後10時前と言えば新宿ではまだまだ宵の口のはずであるが,靖国通りにも,新宿駅にも人影が見事なまでにない。本当にいない。しかも帰りの電車では通勤ラッシュ並の混雑を覚悟したが,楽勝で座れてしまったというのはまさに驚きであった。ありえないことが起こったのである。

もちろん,多くの人が政府見解に基づいて,粛々と帰宅したためだというのはわかるのだが,結局大規模停電は発生しなかったし,私は人々が意図的にそのように仕向けられたようにも思えたのは事実である。しかし,あれほど人のいない新宿駅というのは私としては始発直後しか経験がなく,まさに驚愕であったというのが正直なところである。私たちは仕事を理由に不良的な生活をしてしまったが,多くの善良な人々はちゃんと帰宅したのだということに改めて感心した私である。

私たちも夕刻に帰宅していれば,殺人的な混みようの電車に乗らなければならなかったはずである。そんな状況にも耐えながら,節電に協力的な姿勢を示す日本人の姿には私は感動せざるをえない。このブログでは恥知らずな政治家たちを批判してきたが,一般の人々の良心はまさに世界に誇るべきレベルである。この違いは何なんだと思いつつ,理由があったとは言え私は全くの不良であり,ほめられたものではない。大いに反省したいと思った一夜であった。

それにしても,人のいない新宿というのはある意味不自然であり,それが今回の震災の与えたインパクトの大きさを裏付けていたと言わざるを得ない。

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