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2011年1月23日 (日)

VenusレーベルのFred Herschは...

Hersch_everybodys_song_but_my_own "Everybody's Song But My Own" Fred Hersch Trio(Venus)

私はFred Herschのピアノの持つ繊細で美しい響きに強い魅力を感じてきた人間である。彼の弾くピアノの持つ何とも言えない美しさこそがHerschのHerschたる所以である。しかし,このアルバムを聞いた時の違和感は何なんだろうか。このアルバムの冒頭からFred Herschらしさが感じられないのである。

その原因は明らかに,このFred Herschの魅力を全く理解できていないプロデューサーの原哲夫によるミキシングによるところが大きい。ベースとドラムスの音の粒立ちをよくしたいというのはわかるが,そのためにHerschのピアノにブースターを掛けたような音になっていて,私としては全くこの音楽に没入できないのである。

よって,まだ冷静に音楽単体として聞けていないので,星は別の機会に改めるが,これはFred Herschのファンには納得できない音であることは間違いないとだけ言っておく。

Recorded on May 19 and 20, 2010.

Personnel: Fred Hersch(p), John Herbert(b), Eric McPherson(ds)

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コメント

こんにちは
きれいなジャケット! と見ていたら さりげなく脚が…
さすがヴィ-ナス。
全部が全部でないのだけど
ヴィ-ナスのジャケットって…

それでも
わたしの好きなピアノ・トリオだし 聴いてみたいなぁ。
でも音狂さんは この作品は あまりしっくりこなかったのですね。
静かに聴ける お薦めありましたら
また いつでも紹介してください。

マーリンさん,こんばんは。私がVenusが嫌いなのは基本的にジャケのせいですが,このアルバムは音も嫌いです(怒)。

Fred Herschならこのアルバムでなくても,昨年出て,右の推薦盤に載っている"Whirl"の方がずっといいと思います。記事にも書きましたが,この音はHerschの本質を捉えていません。これに2,800円出すぐらいなら,ネットで"Whirl"を1,500円程度でお買いになる方がずっといいですよ。

こんばんは。

私もヴィーナス臭が嫌なタチです。だから固唾を飲んで、レビューの開陳を待っていました(笑)。予想通りでアレマ。買うつもりはなかったのですが、その気持ちを固めました。

随分前に紹介いただいたConcordレーベルの「Horizon」を入手しました。とてもいいですね。Herbie Hancock張り、でも白いグルーヴ感とBill Evans以上のピアノの鳴り。すっかり痺れています。正面よりぶつかってくる感じではないので(ケレン味がないと云おうか)、効くまでじわっと時間がかかりましたが。漢方薬みたいですね。いつものことながら、ご教授感謝いたします。

こんばんは
しつこいコメント失礼します。
今日 雑誌を立ち読みしていたら
Fred・Herschって 難病で大変なんだそうですね…
このアルバムが最後かもしれない なんて書いてもありました…

せっかくの アルバム 音が悪くては がっかりでしたね。

でも なんだか 細くやつれたハ-シュの写真を見たら 最後になるかもしれない作品…聴いてあげたい気もしました。

おはようございます。この盤はレビューが荒れるかなという予想通りの展開ですね(笑)。
ヴィーナス臭バッチリに仕上がっているので「あれか」と思う方は避けたほうが良いでしょうね。値段も一時期の1500円からもとの2800円に戻ってしまいましたしとりあえず聴いてみては?とは言えません。
しかし基本Venusに甘めの私にとってはOKでした。Bollaniの時のように突き抜けているテイクが1,2曲あるのでこれだけでもう全然安い。Venusは全曲平坦に仕上がっている盤が9割だと思います。そこで落胆された数も多いのでトラウマになっている方の気持ちもよく解ります。ただしHersch自身がこの貴重な時期に手抜かないだろうと思いたかったのですが、少なくとも数曲ではその思いが伝わるような熱演に出会えました。もし聴くことがありましたら後半からをお勧めします。
なんにしても自分が感じた事は過ぎた事、変えられない事実ですのでいつもながらそのまま書いてみました。
というわけでトラバさせていただきます。

kenさん,こんばんは。返事が遅くなりました。まぁ私の見解だけではなく,ほかの方のご意見も参考になさって欲しいのですが,"Horizons"と比べれば,一目(一聴?)瞭然です。"Horizons"の音にはHerschらしさを感じますが,私にはこれはダメだったんです。

今回,"Whirl"も聞き直してみましたが,やはり違うんですよねぇ。違和感はいまだにぬぐえません。

マーリンさん,こんばんは。返事が遅くなりました。

お聞きになるのであれば,2月に出るソロのライブをと思います。あちらはPalmettoレーベルですし,Herschのことをよく理解していますから,私はそちらを期待することにします。

もちろん,こちらをお聞きになることは決して止めませんよ(笑)。これはあくまでも私の見解ですから...。

ki-maさん,TBありがとうございます。

私も,Herschのソロや演奏には特段文句はないんです。問題はやはりVenusの音です。これは好みの問題ですから仕方ないです。

好き嫌いはあって当然ですが,私はki-maさんのご意見にも首肯できるところはありということだけは申し上げておきます。

音楽狂様
音ですよね。自分はそこまで気になっていないんです。追っかけ歴も短いので違和感も少ないのかもしれないです。個人的にはアレンジの方が無駄に古典的で違和感有りです。Whirlのほうはいつの間にか進化していた現代のピアノトリオという印象を改めて持ちました。表現の質が高いなと。
ところで記事を書く時結構細かいところまで皆様と被ってしまって書きづらくなることが多いのですが、違ってくるとやってる意味があるななんて思ってしまいます(笑)。皆様のストレートな記事は本当に尊敬してますし頼りにしてます。

ki-maさん,こんばんは。確かにアレンジもいつもHerschとは違っていたかもしれませんね。

ブログの論調は,かぶることもあれば,違うこともありますよね。私も,何だかほかの方と論調が似ているなぁなんて感じて冷や汗をかいたこともあります。それは本当に偶然の産物で,感じ方が同じだっただけなんですが,やはり似過ぎていると気になってしまいます。

そういうときには文章の作成は難しいなぁなんて感じますが,それでも続けていれば,個性もはっきりするのではないかと思っています。

お久しぶりです。Fred Hersch、また出ましたね。最近本当に、精力的です。Venusは確か、Alex ColeのBack trioに次いで二度目と思います。まだ聞いてないですが、Venus特有の音ですか?何となく言われることは分かります。また、音楽狂閣下がHerschのピアノに期待するものは、私のそれと同じと思うので、違和感が聞く前から伝わってくるようです(笑)
しかし、今回、私が一番気になっていること、それはこのジャケットの写真です。これは、もしかしてVevey、Switzerlandではないでしょうか?もしそうであれば、遠くに見える湖畔にMontreuxがあります。Veveyは私のお気に入りです。
私事ですが、来月、日本に戻ることになりました。横浜から時々お便りします。

カビゴンさん,こんばんは。コメント・バックの順番が狂ってしまって,失礼しました。

確かにHersch,ご指摘のアルバムに参加していますね。Venus嫌いの私はノー・チェックでした(爆)。それにしても,本作は音が全然Herschっぽくないんですよ。それがどうしても気に入りません。違和感,きっと同じように感じて頂けるのではないかと思います。

それにしてもご帰国ですか。欧州ライブ事情に最も詳しいカビゴンさんの情報がお聞きできなくなるのはちょっと残念です。そもそもこの写真を見て,どこと指摘できるのはカビゴンさんだけだと思えますしねぇ。

しかしながら,ご帰国後も当ブログをよろしくお願いしますね。

音楽狂さん、こんにちはmonakaです。
とてもここにぎやかですね。
次のアルバムを楽しみにしています。このアルバムは聴く機会少ないでしょうね。
TBさせていただきます。

monakaさん,こんばんは。TBありがとうございます。

おっしゃる通り,この作品は何度もプレイバックしたいとは決して思いません。この違和感が間違いないものだと確信するために,何度か聞きましたが,もういいですわって感じです。Palmettoレーベルの新作を待ちたいと思います。

それにしてもやっぱりこれはないですよね。

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