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2010年12月18日 (土)

出張中に見た映画(10/12編):その6(最終回)

Enemy_of_the_state「エネミー・オブ・アメリカ ("Enemy of the States")」('98,米,Touchstone)

監督:Tony Scott

出演:Will Smith,Gene Hackman,John Voight,Lisa Bonet,Regina King

今回の欧州出張では都合7本映画を見たが,「インセプション」は2回目だったので,今回アップする記事としてはこれが最後の映画になる。私はこの映画を以前も機内エンタテインメントで見たような気がするのだが,当ブログではアップしていないので,ブログを始める前のことだったのかもしれない。帰路に見た映画が結構重いものだったので,多少は軽く見られる映画をと思って選んだのがこの映画である。

監督のTony Scottについては,私はあまり評価していない。兄貴のRidley Scottのようなポリシーが感じられないところがこの人の決定的な弱点であるが,この映画はそのScottの作品の中ではまだまともな方だと思った。これはWill Smithはさておき,その他の役者に救われた部分が大きいように思う。何と言っても,なぜかクレジットはされていないが,冒頭からJason Robardsが出てくるしなぁ。また,John Voightの相当憎たらしい感じもいいしねぇ。

筋書きとしては,プライバシーさえ踏みにじりながらも,国家の安全を優先させようという輩による犯罪に巻き込まれるWill Smithというのは,典型的なHitchcock式巻き込まれ型スリラーの現代版という感じである。もちろん,Hitchcockの映画のような品格は感じられないが,それでもこういうシナリオならば,まぁある程度のエンタテインメントにはなるだろうと思わせる。ユーモアもある程度交えながらというのもHitchcock的ではある。それでも,シナリオについては無茶苦茶だよなぁと思わせる部分もあり,ストーリーとして説明が付かないと感じさせるから,やはり全面的には評価はできない。本質的にはもう少しスリラーとしての色彩を強めることができたと思うのだが,安直なアクションや爆破,カーチェイスに依存するのがTony Scott,あるいはシナリオを書いたDavid Marconiの駄目なところだよなぁと改めて思ってしまった。やりようによっては,この作品はもう少しいいものにできただろうと思えるだけに,ちょっと惜しい気がする。

まぁそれでも,Gene Hackmanはもうけ役とは言え存在感たっぷりだし,Jack Blackが出てたのねぇってのも今回気が付いた次第。やっぱり役者に助けられているな,この映画。ということで,役者陣に敬意を表して半星オマケして星★★★☆。

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