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2010年12月17日 (金)

出張中に見た映画(10/12編):その5

Photo_2 「瞳の奥の秘密("El Secreto de sus Ojos")」('09,スペイン/アルゼンチン)

監督:Juan Jose Campanella

出演:Ricardo Darin,Soledad Villamil,Guillermo Francella,Pablo Rago,Javier Godino

帰りの飛行機の中で見た2本目である。1本目の「悪人」がかなり沈鬱な感じだったので,2本目はもう少し明るい映画を見ればいいものを,「悪人」に輪をかけたような映画を見てしまった。途中で睡魔に襲われてしまったので,結局話の筋がよくわからんということで,気を取り直して2度目に挑んだ私であった(爆)が,見終わった後,これも「映画を見た~」って思わせてくれたのは「悪人」同様である。

この映画,オスカーの最優秀外国語映画賞を受賞した作品だが,映画の印象としては非常に重苦しいものの,これまた優れた映画であることは間違いない。いかにも映画的というか,CGなんぞ使わなくても,魅力的な映画は作れるということを雄弁に実証している。

この映画を理解するにはアルゼンチンという国が,25年前どういう状態であったかということを理解する必要があるが,そうしたことは全く描かれていない。アルゼンチン国民にとっては常識的なことだろうが,日本人にはよく理解できない部分が背景にあることは事実だと思う。そのあたりは若干不親切ではあるが,そもそも作り手はそんなことは意識しているまい。だが,映画として見ればサスペンスフルな描き方は立派なものだし,いろいろな伏線を張りめぐらしたシナリオも優れていると思う。

そして,こうくるかぁという結末には誰もが驚くだろうし,印象的なラスト・シーンは年月を越えたラブ・ストーリーの趣すら感じさせる。最後にSoledad Villamiが放つセリフがまた思わせぶりながら,快い後味を残していると思う。睡魔に負けず,ちゃんと見直してよかったと思える作品であった。星★★★★☆。でも機内エンタテインメントとしてはちょっと?とも言えることは言えるが(苦笑)。

ちなみに,ハリウッドではこの映画のリメイク計画があるそうだが,どんなことになってしまうんだろうねぇ。アメリカ人にこのウェットな感覚が描けるのだろうか?難しいだろうなぁ...。

 

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