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2010年10月28日 (木)

廃盤だった理由がわかった"Greenwich Mean"

Greenwich_mean"Greenwich Mean" Wayne Krantz(自主制作)

ダウンロード・オンリーで再発となった本作を一昨日紹介した後,ダウンロードしたのだが,無茶苦茶時間が掛かって,途中で寝てしまったではないか。何ゆえのスピードの遅さだったかはよくわからないが,ちょっと時間が掛かり過ぎである。しかもMP3なのに150MBってのは重いよなぁ。

それはさておきである。このアルバムを初めて聞いてみたわけだが,なぜこれが廃盤になるのかがよくわかった気がした。なぜならば,これは55 Barで録音されたWayne Krantzトリオの演奏のフラグメントに過ぎないからである。だから1曲当たりの演奏時間も短い,と言うよりもインプロヴィゼーションの中で展開されるパターン・チェンジを拾い出したもの,即ち演奏の断片集と言ってもよいかもしれないのである。だから,曲名なんて後から適当につけたに違いないと思わせるし,編集もお世辞にもよいとは言えず,無音部が続いたり,おかしな感じがあるから,これじゃ商品としては厳しかろうということになる。また,録音も何回かの中からテイクを選んでいるはずなので,雰囲気が違うと感じさせる部分もある。

だが,このメンツによる演奏であれば,タイトで変態的な演奏が楽しめることは間違いないのだが,私ならこれを聞くならほかのアルバムを聞くわって程度のものである。実のところ,私はこのアルバムをiPodで聞いた後,Krantzの55 Barでのライブのダウンロード音源を聞いたのだが,圧倒的にそっちの方が私にとっては気持ちよいものだった。結局のところ,編集のまずさも手伝って,本作では聞いていても音楽にのめり込めない,あるいは落ち着かないことによるフラストレーションが高まるのである。

まぁ円高のおかげもあって,800円程度でダウンロードできるのだから文句はないとは言え,やっぱりこれはほかのKrantzの自主制作盤と比べてもちょっとなぁ...と言わざるをえないだろう。こういうのも聞きたくなるのをファンの弱みと言ってもよいかもしれないが,間違いなく言えるのは,Krantzを聞きたいのであれば,これでなくてもほかにあるというのが正直なところである。好き者はKrantzのサイトへなんて書いたが,まぁこれは好き者限定としておいた方がいいように思う。ということで星★★★。

Recorded Live at the 55 Bar in NYC in 1997 & 1998

Personnel: Wayne Krantz(g), Tim Lefebvre(b), Will Lee(b), Keith Carlock(ds)

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