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2010年9月 3日 (金)

Vernell Brown, Jr.:誰それ?ってのが普通の反応だろうなぁ

Vernell_brown_jr_a_total_eclipse"A Total Eclipse" Vernell Brown, Jr. (A&M)

これは私が在米中に購入したアルバムだが,当時の典型的なフュージョンという感じで,今でも結構好きなアルバムである。今やVernell Brown, Jr.なんて誰も知らないかもしれないが,当時,大メジャーのA&Mから元CrusadersのStix Hooperのプロデュースでデビュー・アルバムを発表したのだから,相当期待されていたはずである。

Vernell Brown, Jr.にとって不幸だったのは,その当時,米国ではフュージョンというよりもスムーズ・ジャズがもてはやされ始めていたことだと思うのだが,この人の音楽はスムーズ系ではないだけに,もう少し早ければ,あるいはもう少し遅ければもっと売れていたのではないのかと思うのだ。結構いい曲も書いているし,メンツもいいしなぁ。

私も長年何だかんだと言いながらこのアルバムを聞いているわけだが,当時からあった違和感は,最後に収められた4ビートによる"Vernellergize"によるものである。私はこれさえなければもっとこのアルバムを評価したいのだが,プロデューサーであるStix Hooperが叩きたいと言ったのかどうかは知らんが,こんなしょうもない演奏を最後に収めたのは,画竜点睛に欠けると言わざるをえまい。とにかく,それまでが相応のレベルのフュージョンを聞かせただけに,これは本当に惜しい。

だが,それを除けば,発売から20年近く経っても,結構魅力的な音楽が聞ける。冒頭の"New Shoes"なんて,Joe Sampleが弾いていると言っても通用するぐらいだし...。

今,Vernell Brown, Jr.が何をどこでしているのかは全く不明だが,このアルバムはもう少し知られてもいいように思うということで,突然ながら取り上げてみた。それでも結構安値で手に入るし,やっぱりその程度の評価しか受けていないということだろう。それでも私としては星★☆ぐらいに評価したい。但し,この人のセカンド・アルバムは期待して買ったが,全然面白くない出来だったという記憶しかない。この人はこれ一枚で十分だ。

Personnel: Vernell Brown, Jr.(p, key, b), Ernie Watts(ts, ss), Herb Alpert(tp), Paul Jackson, Jr.(g), Pat Kelley(g), Franz Pusch(key), Marcus Miller(b), Neil Stubenhaus(b), John Patitucci(b), Vinnie Colaiuta(ds), Stix Hooper(ds), Lenny Castro(perc)

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