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2010年8月13日 (金)

Vertú:こいつはうるさい!でも好きだ。

Vertu"Vertú" Vertú(Columbia)

これもリッピングをしていて,久々に聞いたアルバムである。いやいやこれは完全なロックである。ここまで激しくやっているという記憶がなかった私が悪いが,これはうるさい。Mahavishnuでもここまでうるさくないのではないだろうと思わせるほどやかましい。

このやかましさの原因は,もちろん,RTF組のClarke,Whiteのせいって話もあるが,このうるささの本質的な要因はRichie Kotzenのギターだろう。これは完全なハード・ロック/ヘビメタの世界である。さすがMr. Bigにいただけのことはあるが,RTF組のへヴィなリズムに対抗するには,これぐらいのギターが必要だったというのはうなずける話である。Al Di Meolaでもここまではできまい。

でもこれが嫌いかというとそうでもないのである。フラストレーションがたまった時なんかには非常にフィットしそうな音楽で,ある意味,ここまで来ると爽快である。こういうタイプの音楽なので,いちいち細かいところに突っ込みを入れるのも馬鹿馬鹿しいぐらいに思えてしまう。しかし,ヴァイオリンのKaren BriggsはYanniと長期に渡って共演してきたとのことだが,なぜこんなアルバムに参加したのかは謎である。Yanniとの軟弱な音楽生活に飽き飽きしていたのではないかと言っては言い過ぎかもしれないが,やはりこれは刺激を求めたとしか言いようがないだろう。

まぁ何だかんだと言って,これはハード・フュージョン,あるいはロックの文脈で見れば結構良く出来たアルバムだったのかもしれない。しかし,1枚で終わったのは,特別プロジェクトの悲哀か,はたまた思惑ほどアルバムが売れなかったかのどちらかか。だが,こういう音楽,結構好きな人間は多いと思うので,今一度,見直してもいいように思える演奏群である。でもやっぱりうるさいが...。それでも好きなので大甘の星★★★★。

Personnel: Vertu: Richie Kotzen(g, vo), Karen Briggs (vln), Rachel Z (key), Stanley Clarke (b), Lenny White (ds)

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コメント

おはようございます。EVAです。
私も持っていますよ。仰るように少し五月蠅いかな、と思ったことがありましたが、好きなソフトです。
環境の変化でも相当違った印象になるので先行きの楽しみの為にも取ってあります。(爆)

EVAさん,こんにちは。

EVAさんもいろいろなソフトをお持ちですねぇ(笑)。環境の変化に加えて,この音楽にフィットする心理的な要因ってのもあるように思います。それは私がヘビメタをたまに聞きたくなるのと似たようなものかもしれませんが。

ただ,こういう音を鬱陶しく感じるシーンもあるのは事実なので,そういうときは対極的なリヒテルの「平均律」を聞いたりするという私はやっぱり変態ですかねぇ...(自虐)。

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