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2010年8月22日 (日)

名曲揃いのStephen Bishopの"Careless"

Careless "Careless" Stephen Bishop(MCA)

非常に懐かしい音源でありながら,アルバムとして聞いたのは今回が初めてかもしれない。買おう,買おうと思いながら買い逃してきたこのアルバム,ついに中古盤で600円ちょっとでゲットである。Stephen Bishopはこのアルバムからの曲も多く収録されたベスト盤や映画"Tootsie"のサウンドトラックで聞いていたから,聞いた気になっていただけなのだが,発売から約35年を経ても,このアルバムの曲の魅力は全く失せていないのが素晴らしい。

Stephen Bishopの場合,SSWというにはサウンドが洗練され過ぎているから,ロックあるいはポップの範疇で捉えるべきだろう(あるいはAORと言い切ってしまってもよい)が,ミュージシャンとしての実力か,あるいはその人柄ゆえか,その人脈の広さはゲスト・ミュージシャンの豪華さに瞠目させられること。このアルバムにしたって,Claptonのギターだけでなく,バックのヴォーカルを務めるのはChaka KhanとArt Garfunkelだしなぁ。しかし,このアルバム,バックを支えるメンツは豪華であるが,その魅力は演奏だけには留まらない。やはり曲の力である。

チャート・アクションとして,一番売れたのは"On And On"だろうが,曲として魅力が最もあるのは"Never Letting Go"ではないかと思う。Phoebe Snowのカバーも懐かしい(そのアルバムも以前取り上げた。記事はこちら)この曲,なんと以前は石川セリもカバーしていたようだ。わかってるねぇ...。それにしてもいい曲を,Bishopのソフトな声で歌われただけで,参ってしまうリスナーは多いはずである。"Tootsie"の主題歌"It Might Be You"もよかったが,これは本当によい。それに勝るとも劣らないのが,ラストに収められた"The Same Old Tears on a New Background"である。Art Garfunkelが"Watermark"で歌ったバージョンの美しさには及ばないものの,作者自らの歌唱にはそれなりのよさがある。

もちろん,それらの曲だけでなく,アルバム全体を通して,非常にレベルの高い曲群,ナイスな歌唱と伴奏で,もっと早く買っておけばよかったと思わされた好盤。星★★★★☆。

Personnel: Stephen Bishop (vo, g), Eric Clapton(g), Larry Carlton(g), Andrew Gold (g), Lee Ritenour(g), Jay Graydon(g), Michael Staton(g), Jeffrey Staton(g, b), Tommy Tedesco(mandolin), Craig Doerge(key), Barlow Jarbis(el-p), Larry Knechtel(el-p, ofg), Alan Lindgren(synth), Steve Paletta(accor), Mac Cridlin(b), Reinie Press(b), Max Benett(b), Larry Brown(ds), Jim Gordon(ds), John Guerin(ds), Russ Kunkel(ds), Victor Feldman(vib, perc, org), Ray Pizzi(sax), Chaka Khan(vo), Art Garfunkel(vo), Leah Kunkel(vo)

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