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2010年8月15日 (日)

久々にSonny Rollinsを聞いた

Sonny_rollins002"A Night at the Village Vanguard" Sonny Rollins(Blue Note)

知らぬ者はないと言ってもよさそうな1957年のRollinsである。Sonny Rollinsの全盛期が1950年代の後半であったことに異論を唱える人はいないだろうが,それにしてもこの素晴らしさは何だ。

自由闊達なリズムに乗って,溢れ出るインプロヴィゼーションを聞いて,この人が凄いと思わない人はいるまい。私なんか,実を言えば"Saxophone Colossus"よりこっちの方が好きなぐらいだ。とにかく,吹いて吹いて吹きまくるRollinsのよさが凝縮されている。そもそも選曲もアドリブが乗せやすい曲が揃っているように思えるが,それにしてもこれだけ吹いてくれれば満足である。

そんな中で,私は"Sonnymoon for Two"が非常に好きなので,LPでもB面ばかり聞いていた記憶があるが,久々に聞いても後半3曲の方が好きかもしれない。もちろん,全編を通じてRollinsらしさに溢れた名品だが,それでも好みというものはあるのである。CDの時代になって,こういう聞き方はできなくなったし,1枚当たりの演奏時間が長くてなかなか集中力が続かないなんてことはよくあるが,やはりLPというのはメディアとして実は優れた存在だったのではないかと思うのである。

話が脱線した。本作には,おなじみのように,異なったリズム隊が演奏する昼の部,夜の部の演奏が混じって収録されているが,前者は"Night in Tunisia"だけである。そんなことは全く気にならないぐらい統一感は取れているとは思うが,それでもやはりこのアルバムでのもう一つの聞きものにElvin Jonesのドラムスがあるから,よ~く聞いてもう一人のドラマー,Pete La Rocaとの違いを聞きとる楽しみもあるというものである。私の場合,そんなことは全く気にしないで聞いているクチだが,だからと言って全然問題はないのだ(開き直り)。でもまぁ,ElvinとLa Rocaではだいぶ違うのは一聴しただけでもわかるが...。

いや~,それにしても全盛期のミュージシャンとは恐ろしいものである。たった1日のライブ・デイトでこんな演奏を残してしまえるのだから,これはやはり凄いことである。久々に聞いても十分興奮させてもらった大傑作。星★★★★★。

Recorded Live at the Village Vanguard on November 3, 1957

Personnel: Sonny Rollins(ts), Wilbur Ware(b), Elvin Jones(ds), Donald Bailey(b), Pete La Roca(ds)

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ジャズ(2010年の記事)」カテゴリの記事

コメント

Tpshiyaさん、こんにちは。

あっ、例のハッピー・バースデーの方ですね♪(笑)

この方は、とても凄い方のようで。。ジャズファンの方は、皆さん、ロリンズ氏の演奏を聞いてこられているようですね。

先日は、主人の演奏を聞いて下さって、有難う御座いました。只今、別の部屋に閉じこもって、新しい曲を作っているようです。

今、日本の友人夫婦が、NYにバカンスで行っています。ミッドタウンに滞在するのだとか。。12年ぶりの海外旅行のようで、かなり出発する前から、緊張していました。お土産話を楽しみにしているところです。

Laieさん,おはようございます。はい,その通りです。あの方です(笑)。まぁ巨人ですから,大概のジャズ・ファンは聞いていますね。

ご主人には余計なこと言ってしまったかなぁと反省しています。でもさらに作曲に励まれるとは向上心ありますねぇ。素晴らしいです。

ご友人のご夫妻,なぜ緊張されているのかは,久々の海外だからなのか,場所がNYCだからなのかはわかりませんが,NYCは今は本当に安全な街になりましたから,きっとお楽しみになっているのではないでしょうか。いいなぁ...。

あ、、少しまえ、このアルバムの話題になり、いい歳したジャズファンが2人で、恥ずかしながらアルバムの名前がでてこなくて、気持ちわるいおもいをした。

わたしは、なんだか、コルトレーンきいてます。

すずっくさん、続けてこんばんは。

私も加齢とともに、記憶力が低下してますが、これは忘れないかなぁ(爆)。というのは冗談ですが、そういう事態を避けるために、せっせとあまり聞いてない音源をリッピングしてる私です。

はい。
流石に、わたくしも自分に呆れかえりました。

こんばんは.ボクも実はこれが彼の中では一番好きです.あとMore from the Village.....もありますよね.あわせてLP3枚を30年くらい前に買ってから,案外,良くターンテーブルに載せます.
Pete La Rocaですが,ずっと気になっていて,1997年にSweet Basilで彼のバンド(S.Kuhnがピアノ,2管フロント)を聴いたときは嬉しかったです.かなり熱い演奏でしたよ.

すずっくさん、おはようございます。

まぁ、みんな、名前が出てこなくて、「ほら、あれ、あの人」とか言ってしまうことはよくある話ですよね。私も、最近、指示代名詞の利用頻度が高まっているので、人のことは言えませんわ。

kenさん、おはようございます。

私と同じような感覚の方がいらっしゃるのは心強いです。ところで、ライブをご覧になったのは、改名後(Pete Simsでしたかね?)でしょうか。それではさすがに認知度低く、Pete “La Roca” Simsと言ってたような。

それにしても、Steve Kuhnとは彼は長い付き合いなんでしょうね。

Pete La Rocaが改名していたのですか!知りませんでした.97年頃は改名はしていなかったですよ.S.Kuhnとは60年代からだから長いですよね.

kenさん,こんにちは。

La Rocaって今は弁護士(?)やっているはずで,その名前がPete Simsだったと記憶しています。でも,それじゃ誰だかわかりませんもんねぇ(笑)。

90年代にはアルバムも出していたと思いますが,そのときの名前はどうだったですかねぇ。いずれにしても記憶があいまいです。すみません。

Tpshiyaさん初めまして、コルトレ-ン、ドルフィイと聴いてきて最近になってロリンズの良さを再認識しているオヤジです。若い頃はロリンズのユ-モア,線の太さと言ったモノが良く割りませんでしたが、メタホ、腹が出てきてカラそれらのモノを再認識するようになりました。

tomato frippさん,はじめまして。コメントありがとうございます。

Coltrane/DolphyラインからRollinsに流れるというのは渋いですねぇ。Rollinsはある意味わかりやすいので,刺激を求める世代には物足りなく感じるのかもしれませんが,年齢を重ねると,Rollinsぐらいの方が気楽に聞けるかもしれませんね。

まぁ,私の場合は,それでもやっぱりDolphyの方が好きですけど...。

ところで,King Crimsonがお好きなんでしょうか?

このアルバムの雰囲気は、なんともいえないものがあります。
深夜のビレッジバンガードでの演奏が、目に見えるように想像できる演奏です。
ただこれが、未発表を加えた2枚組みを聴くと頭は混乱してダメ。
やっぱりオリジナルのプロデュースが優れているのだと思います。

東信さん,こんばんは。このアルバム,結構皆さんからコメントを頂いていて,根強いなぁなんて思っています。

おっしゃる通り,本作は非常によくプロデュースというか,うまく選曲されていると思います。未発表音源は,それはそれで貴重ですが,曲順とかは,オリジナルを尊重したかたちでいいのではないかと思います。Bill Evansの"Complete Village Vanguard Recordings 1961"も,私は何もここまでやらなくてもいいんじゃないと思ったクチです。

まぁ難しいところですけどね。

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