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2010年8月11日 (水)

夏と言えばボサノバよ,ということでJoyceである

Joyce_2"Astronauta: Songs of Elis" Joyce (Blue Jackel)

私はそこそこブラジル音楽が好きなので,特に夏になるとサンバだ,ボサノバだと,何かとブラジル音楽が聞きたくなることがある。今回,色々なディスクをリッピングしようと思って,それにまぎれて久々に取り出してきたのがこのアルバムである。

本作の制作には日本のオーマガトキ・レーベルが関与しているが,Elis Reginaにゆかりのある曲集というのがいかにも日本的な企画だと思わせる部分があるのはご愛嬌ということにしておこう。しかし,このアルバム,ジャズ・ミュージシャンの参加もあって,結構聞きどころの多い作品だとは思う。

実際によく出来た作品だとは思うのだが,どうも今イチ没入できないのはなぜなのか。聞き流す分にはいいのだが,よくよく聞いているとちょっとリズムが重いような気がするのである。全体的な演奏も歌唱も悪くないと思えるだけに,どうもこのあたりがちょっと惜しい。私がブラジル音楽を聞く上で重視しているのが軽快感だからなのかもしれないが,これはちょっと違和感があるのである。せっかくDori Caymiも入っているのだが,あまりその効果も発揮できていないように感じるし...。以前に聞いたときは感じなかったこうした感覚が,久々に聞いてみると目立つというのはどういうことなのだろうか。今年の夏の暑さで更に頭がおかしくなったという説もあるが,ちょっと微妙な感覚を覚えてしまった私である。

まぁ,それでも,Joyceの声は魅力的,更にはJoe Lovanoのテナーが結構いけていて,そういうところは好きなのだが,でもやっぱり全体的を通して見れば完璧とは言えない作品だろう。しかし,"Essa Mulher"はRenee Rosnesのピアノとも相まって,素晴らしい出来に仕上がっている。私はこの曲が一番いいと思った。星★★★☆。

Personnel: Joyce(vo, g), Joe Lovano(ts), Mulgrew Miller(p), Renee Rosnes(p), Romero Lubambo(g), Dori Caymi(g, vo), Rodolfo Stroeter(b), Tutty Moreno(ds), Guello(perc)

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ブラジル」カテゴリの記事

コメント

 すずっくさんにJoyceのことを教えてもらってから、聴き入っています。Toninho Hortaさんとのコラボを最初聴き、他の作品も聴いているところです。
音楽狂さんの、このアルバムは、まだ知りませんでしたが、彼女の声は、夏の季節の良さが引き出され、蝉の声や、この湿った暑ささえ、愛おしく感じ、透明感のある海と青い空に会いたくなります。
 先日Femininaの曲を聴いていたら、包丁を持つ手が軽やかになり、ロメインレタスを薄く切りたくなり、おそうめんの上に乗せて、茹でたオクラと、トマトを上に乗せ、仕上げにワインビネガー、バジルの花を散らして乗せたら、あらら、まあ、美味しい!
音楽の力は大きいわ。
 ところで、NYC滞在中Iridiumに行かれたことはありますか?
Bob Frances Chini(Sax) Lionel Cordew(Drums) Ron Jenkins(Bass)どんな方なのでしょう?
Key奏者は、あのお方ですが、ファンサイトを見て、いろんな人と、演奏されてみえるんだなぁ、と思いました。
昨夜などは、心はLondonにあり、ピザをほおばりたい気分でした。

ひまわりさん,こんばんは。そうめん,おいしそうですねぇ。私の野暮な料理手腕ではそうはなりません(笑)。

Iridiumは行ったことありますよ。今は50丁目あたりに引っ越しましたが,その前はリンカーン・センターのそばにありましたね。

今回のメンツはサックスのFranceschiniはMike Sternとよくやっているプレイヤーですね。ベースのRon JenkinsはBill Evans(サックスの方)のライブ盤に参加していました。ドラマーは聞いたことがないですが,情報によれば,フュージョン系のミュージシャンとの共演が多いみたいですよ。

共演者の幅が広いってのは,演奏が固定化しなくて,それはそれでいいことだと思いますね。バンドとしてのタイトさとどちらを取るかは難しいですけど...。

 ありがとうがざいます。
すぐに、メンバーの横顔を知れてうれしいです。
 リンカーンセンター、と懐かし地名を聞いて、始めてNYCに行った時の事を思い出しました。
メトロポリタンや、チョコレートのお店、ルパーカーメリディアンの客室に響くサイレンの音や、夜のビル群、部屋でCDを聴きながら、特別の空気を感じ、翌朝、道でワゴンのフルーツ屋さんで買ったチェリーが、日本で食べるより、もっと美味しかったこと、歩いている人達がとても早く歩いていたこと。
空が、天井を見上げないと見えなかったこと、全て思い出してます。
何度か行くうちに、銀座に思えてきてしまい、最近は遠ざかっていましたが、。
 今日は、Jazz Lifeの1993年8月号を読んでいました。運良く大切に保存していた一冊です。
表紙は大西順子さんで、髪はソバージュ、眉毛が太くて、当時の流行ったスタイルです。当時も、カッコ良くて、憧れましたが、全然その間の時間を感じさせない容姿に、それだけでも本物、すごいなぁと思います。
確実に努力してる人って、本当に素敵です。Jazz Lifeを読んでいたら、今だったら、知ってる人がたくさん載っていました。これって、発見!本当に楽しい。今月のスタンダードにHow Insensitiveが載ってました。
当時、弾いて練習していたら、もっと違った人生が開けたかも?なんて、思いながら、マイぺースです。
今日は、お墓の掃除をしたら、とてもいい気分でした。Jazzを知ってから、本当に楽しくて、ご先祖様に報告しました。

ひまわりさん,こんばんは。NYCの記憶がヴィヴィッドなのには驚いてしまいます。こういうのを感受性の違いと言いたくなります。私ならこうはいかないですから...。

私が住んでいた頃のNYCはまだまだ治安も良くない頃でしたが,今や東京よりはるかに安全だと思える街に変貌を遂げたのには本当に驚かされます。市長がDinkinsからGiulianiに代わって,劇的な変化はかなり短期間で表れましたから。ただ,NYCには少しぐらい「ヤバイ」雰囲気があった方が,私にはそれらしくっていいんですが。

お墓参りは私は送り盆を兼ねてするつもりです。父はモーツァルトを何よりも愛していましたが,晩年はジャズにも目覚めていたのを思い出します。私の音楽好きは父親譲り何でしょうねぇ。

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