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2010年8月16日 (月)

これまた久々に聞いたDennis Chambersだったが...

Planet_earth"Planet Earth" Dennis Chambers(BHM)

それにしても,色々なタイプを詰め込んだアルバムである。冒頭のSun Ra作曲のタイトル・トラックから驚いてしまう(ついでにもう2曲,Sun Raの曲が入っている)が,3本のホーン隊とChambersのドラムスという編成があったり,ギター・トリオがあったり,更には典型的ファンクがあったりと,なんでもありの様相を呈している。

そうは言っても,Dennis Chambersの猛爆ドラミングは全編に渡って聞けるので,それだけということであれば,結構満足できるだろう。だが,本人が言うほど,「今までで一番の出来」ってほどのものかなぁって気がしてしまうのである。

私はこのブログで,Dave Wecklの初リーダー作を評して,「多才であることは必ずしも美徳ではない」と書いているが,このアルバムにもそれが当てはまると言ってもよいだろう。基本はファンクであるという点では,Wecklより筋は通っているのだが,それでもこの出てくる音楽の一貫性のなさにはちょっとついていけないような気がする。おかしな曲だなぁと思ったらSun Raだというのは笑えるが,なぜChambersがSun Raやねんっ?という疑問はずっと残ってしまうのは否めない事実である。

よって,ファンク・リズムの洪水に乗せられながらも,ず~っと首をかしげたような状態が続くという何とも言えぬ気持ち悪さが残ってしまうのである。まぁ,これはプロダクションがよろしくないということに尽きるのではないかと思うが,それにしてもである。

もう一点,Dennis Chambersの最大の難点は曲が書けないことであろう。優秀なドラマーには作曲能力に優れた人も多いが,その辺りにこの今イチ感の原因があるようにも思えてしまう。まぁArt Blakeyも書けない人だったが,周りを固めるミュージシャンの資質が違い過ぎってことであろう。Kenny Garrettのソロなんかは結構いいものがあるのだが,総体的には星★★☆ってところか。何だかなぁ~...。

Recorded in October 2004

Personnel: Dennis Chambers(ds), Kenny Garrett(as), Jim Beard(key, org), Adam Rogers(g), Dean Brown(g), Anthony Jackson(B), Will Lee(b), Bob Malach(as, ts, bs, fl), Jim Hynes(tp), Mike Davis(tb), the Borneo Horns: Lenny Pickett(ts), Stan Harrison(as), Steve Elson(bs)

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