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2010年7月 5日 (月)

見ず知らずのミュージシャンのCDを買うのは一種のギャンブルだよなぁ...

Eric_le_lann"Le Lann/Kikoski/Foster/Weiss" Eric Le Lann/David Kikoski/Al Foster/Doug Weiss(Plus Loin Music)

新譜でも中古盤でもいいのだが,見たこともないジャケットを見たり,聞いたことがないミュージシャンのアルバムを見つけると,どんな音楽をやっているんだろうと思ってしまうことはよくあることである。そこで購入につながるかどうかは,値段がそもそも安いとか,あるいはCDショップのポップに騙されることもあれば,参加ミュージシャンやら,演奏曲目やら,あるいはレーベルで判断するということになるわけだが,今は試聴機がだいぶ充実してきたとは言え,試聴機にも載ってこないものを買うとなると,買うとなるとある意味ギャンブル的な要素が強い。もし,ブログのお知り合いの皆さんが褒めているようであれば安心なのだが,そんな情報もないときは本当に困ってしまう。このアルバムも,どうしようかさんざん逡巡した挙句に購入したものである。このアルバムはラッパのワンホーン・クァルテットであることと,バックのメンツ,そしてスタンダードとして"Yesterdays"と”You Don't Know What Love Is"を演奏していること,更にはPlus Loin Musicというレーベルを総合して購入に至ったものだが,結果はどうだったか。

録音はキレもよく,バックの演奏もよいのだが,このアルバム,決定的な欠陥はリーダーのトランペットである。どう聞いてもうまいと思えないのである。私はWynton Marsalisに大した魅力を感じないように,別にテクニックだけがすべてだとは思わないのだが,このLe Lann,音は不安定だし,フレージングも今イチで歌心もないのでは,バックのリズム・セクションが宝の持ち腐れにしか聞こえないのである。リーダーの書く曲にも大した魅力が感じられないのも痛い。なんでこの程度のプレイヤーが何作もリーダー作を発表しているのか,私には全くもって謎としか言いようがないというのが正直な感想である。

アルバムそのものを全面的に否定しようとは思わないのだが,これはやはり大した作品ではないことは明らかである。本作を以て,私にはEric Le Lannというトランペッターにダメという烙印が押されたことは間違いない。もちろん,これは私だけの感想であるから,世の中に存在するEric Le Lannのファンには申し訳ないが,それでもダメなものはダメなのである。リズム・セクションに免じて星★★。Le Lannだけだったら,もっとこき下ろした点数をつけていただろう。

ということで,知らないミュージシャンのアルバムを買うのはやはりギャンブルである。迷った時は,iPhoneでお知り合いが記事を書いていないか確かめるに限ると思わされたアルバムである。まぁ,これだけのCDを買っていれば,全部当たりとはいかないのは当然であるが,これは完全に失敗だった。当たり前の話だが,メンツがいくらよくても,カバーできないものもあると言うことだ。それにしても,まじでガックリきた。しかし,それも私の審美眼が不十分だということでもあり,反省もせねば。

Recorded in October 2008

Personnel: Eric Le Lann(tp), David Kikoski(p, el-p), Doug Weiss(b), Al Foster(ds)

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ジャズ(2010年の記事)」カテゴリの記事

コメント

こんにちは、jamkenです。わたしはよく知らないアーティストのCDを購入する事を「冒険買い」と呼んでます。「冒険買い」のほうが、成功した時の喜びは果てしなく大きい。なんだか未開発の地を自分で開拓したかのような気持ちになれます。逆によく知っているアーティストは聞いたときには余り感動はないものです。わたしはJAZZに関しては余り冒険買いはしないようにしています。というのは、聞きたい種類が片寄っているから。ベテランの方は年代と参加アーチストを見れば大体想像がつくかもしれないけど、わたしはまだまだ修行不足です。だから、いまだに名盤しか手を出せないんです。

jamkenさん,こんばんは。「冒険買い」ってのはおもしろいですねぇ。

ジャズにしても,ロックにしてもそうでしょうが,だいたい参加ミュージシャンでこんな感じだろうという嗅覚は身についてくると思います。もちろん,その過程で痛い目に何度もあっていますけれども(苦笑)。

ここで紹介したアルバムも失敗でした。バックはよくても,リーダーがだめではいかんともしがたかったです。

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