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2010年5月17日 (月)

出張中に観た映画:「ゴールデンスランバー」

Golden_slumber 「ゴールデンスランバー」('10,東宝)

監督:中村義洋

出演:堺雅人,竹内結子,吉岡秀隆,劇団ひとり,香川照之

今回は中国への出張なので,往復で1本ずつってのが原則で,しかもフライト時間が短いから,長い「アバター」なんかは見られないということで,おのずとチョイスも限定的になるのは仕方ない。しかし,この映画は本当は劇場に見に行こうと思っていながら見逃していたので,まぁちょうどよかったって感じである。

私はこの映画の原作を読んだときに,本作が映画化される場合には脚本の成否が大きく影響するはずだと書いた。この原作のありえないプロットを映画化するのはかなり困難なのではないかと思ったからである。しかし,映画としてはそこそこよくできていたとは思えたのは,脚本としては大きな破たんはなかったからだと思う。だが,139分という結構長い尺でも,犠牲にした部分はかなり多く,本来はもっと多様な原作での登場人物たちが,映画ではほとんど描けていないというネガティブな影響もないとは言えないのである。相武紗季なんてほとんど出たうちに入らんではないかとか,ソニンももったいないとか,いろいろケチのつけようはある。即ち,原作に忠実に描くより,若干の脚色を加えた方が,もっと話が整理できたのではないかと思えるのである。そのあたりは惜しいような気がする。

まぁ,しかしこの映画は脇役が魅力的なので,かなり得をした映画って感じがするのである。柄本 明しかり,濱田 岳しかり,ベンガルしかりである。だが,その中でも一番泣かせてくれたのは伊東四朗と木内みどり扮する主人公の両親だろうなぁ。ラストシーン近くの習字(わかる人だけわかって下さい)のシーンには泣かされてしまった。 

それでもやはりこれはありえない話だろうなぁと思えるのは,映像的には非常にインパクトのある花火のシーンが,それはありえないだろうというかたちでしかシナリオ化されていないためである。これはどう見ても"How"の部分をかっ飛ばして,映像化してしまったって感じなので,そんなのありえないだろうとしか言えないのである。映画なのだから,なんでもリアリティがあればいいってもんでもないが,やはりこれはきついと思った私である。世の中つじつまの合わない映画なんていくらでもあるから,これなんて目をつぶってもいいぐらいかなぁとは思うが。

と,ケチをつければいくらでも,というのがこの映画であるが,まぁそれでもエンタテインメントとしてはまずます面白い。だけどやはりちょっと話の展開には無理があるねぇ(というのは原作がそうだから当然か)。ということで星★★★。原作を読んだときは,竹内結子はミスキャストではないかと思ったが,意外とはまっていたのは収穫。役者陣は総じてよかったと思う。

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コメント

今晩は!この映画のポスターがコンビニに張ってあったので気になっておりました。ビートルズのアビーロードの中の曲名がタイトルというのが気になっておりました。しかもいい脇役が出ているのがまた気になっておりました。WOWOWで早くやらないかな?

takeotさん,こんばんは。

この映画では"Golden Slumber"は斉藤和義が歌っていましたね。まぁ悪くはなかったです。

確かにこの映画を締めたのは脇役たちだと思いますね。まぁそのうち放送されるでしょうからお楽しみに。

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