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2010年4月 4日 (日)

出張中に見た映画(10/03編):その2

Photo 「ゼロの焦点」 ('09,東宝)

監督:犬童一心

出演:広末涼子,中谷美紀,木村多江,鹿賀丈史,西島秀俊,本田博太郎

中国出張からの帰路で見た映画がこれである。松本清張の原作を映画化するのは2回目,テレビ・ドラマにも何度もなっているからお馴染みの作品と言えばそのとおりである。

この映画を見て,意外だなぁと思ったのは,現代に翻案するのではなく,原作通りの設定で映像化しているということになろう。そのためのセットやら何やらで妙に金が掛っているようにも思えるが,まぁそれは原作の設定を維持するためには仕方ないだろうし,意地悪な見方をすれば,「三丁目の夕日」が当たったということもあっての対応のようにも見える。

いずれにしてもこのストーリーは「砂の器」同様,過去を消し去りたい人物がカギを握るわけだが,細かく書くとルール違反なので,ストーリーについては書くのはやめておこう。しかし,やはり戦後の日本の社会がその背景になっているということからしても,現代への翻案は難しかった,あるいは松本清張へのリスペクトを優先したということと解釈しよう。

で,この映画だが,決定的な難点は広末涼子が明らかなミスキャストだということである。彼女のセリフ回し(それも彼女のかわいい声でである)を聞いていると,なんだか背中がかゆくなってくる感じなのである。この人にはこういう役回りはあまり似合っているとは思えないのだが,それに比べれば,中谷美紀や木村多江,特に中谷なんてさもありなんて感じである。よって,映画を見ながら,広末の役はやっぱり昔の映画版の久我美子のイメージの方が合っているよなぁなんて思ってしまったわけである。

もう一つ気に入らないのが,中島みゆきのエンディングに流れる主題歌である。なんじゃこれはという感じで,映画のトーンと全く合致していないこの曲をなぜ主題歌にしたのか。私は途中でプレイバックをやめたくなるぐらい,違和感があった。私は中島みゆきが嫌いだと言っているのではない。曲が映画と合わないのである。これもこの映画の難点として挙げておきたい。

そうは言いながらも,時代設定をうまくクリアしながら一本の映画に仕立てたというところは評価していいだろうと思うので星★★★ぐらい。しかし,いつもながらの鹿賀丈史のオーバー・アクティングには笑ってしまった。

ちなみに,このポスター,映画の内容と何の関係もない衣装というのはいかがなものかって気がするのだが...。

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