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2010年2月 4日 (木)

Luca Mannutzaのこれが本音か?

Longin"Longin'" Luca Mannutza(Wide Sound)

ハード・バップ系イタリア・ジャズが人気を博する中,High Five Quintetはじめ,Max IonataやFabrizio Bosso,更にはRoberto Gattoらとのアルバムに顔を出して,日本でも露出が高まっているLuca Mannutzaのこのアルバムは,既に私のお知り合いのブロガーの皆さんも取り上げられている。これまで,私はこの人はハード・バップ系一辺倒なのかと思っていたのだが,このアルバムを聞いてちょっと違った感覚を受けた。よって,この人の音楽に対する本音はこのあたりなのかなぁと思ったのも事実である。

この人が決してハードバップだけの人ではないというのは,Stingの曲を2曲入れるという事実,それもかなりメロディを斬新に崩していることからも結構感じられる。更には"Whisper Not"で聞かれる両手で弾かれるラインは,Brad Mehldau的にも聞こえるのである(こう思えるのは,私がBrad Mehldauマニアであることだけでなないと思うが,それにしてもへ~って感じである)。

つまり,この人はコンテンポラリーな感覚を持ちながらも,ハードバップを得意とするか,あるいは好きなのだろうという想像ができるが,それにしても今までに聞いてきた彼のピアノとはちょっと質感が異なるように思える。力強さはハードバップをやっている時と同じような感じであるが,ここでは変拍子を多用しているということも影響しているかもしれない。だからと言ってメカニカルな印象が強いわけではないところは大したものだと思う。ただ,あんまり変拍子もやり過ぎると嫌味になりかねないので,まぁほどほどにしておいてくれればいいが。いずれにしても,この人に対する私のイメージを変化させるには十分な好演集。星★★★★。やはりイタリア・ジャズのレベルは高い。この人がもう少し成熟してきたときの演奏を改めて聞いてみたいものである。

だが,この人の次作はAlbore Jazzからのセクステットによるハードバップ・セッションらしいから,本質的にはやっぱりハードバップ好きなんだろうなぁ。

Personnel: Luca Mannutza(p), Gianluca Renzi(b), Nicola Angelucci(ds)
 

P.S. ブログのお知り合い,crissさんからトラックバックを頂いているのだが,ブログ間の相性が悪くTBが入ってこないので,crissさんの記事のURLを貼り付けておきます。

http://jazzlab.blog67.fc2.com/blog-entry-572.html

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コメント

中年音楽狂さん、こんにちは。

MannutzaのVenus盤は、「変拍子」が耳について、ちょっと「嫌み」かなと思う節もあったのですが、このアルバムは同じ変拍子でも、より自然に響いているような気がします。前の収録のときは、日本デビューということで、少し気負いもあったのかな?

まぁ、Venus盤の2枚も、それなりに気に入って聴いていたりしたので、このアルバムで「Mannutzaのイメージが変化する」ことはありませんでした。僕の印象は、「自分たちの音楽を、さらに磨き上げているなぁ」というような感じでしょうか。

トラックバックさせていただきました。

音楽狂さん、こんにちはmonakaです。
ヴィーナスを聴いていないので、ハイ・ファイブからイオナータへのバックとして聴いてきました。
小技の効いたあわせが上手いとと言うのが最初の印象でしたが、このアルバムでのオリジナルは効くほどに味のある、そう滋養ある音でイタリアでもとても高いポジションで活動をしていくだろうと予想付きますね。
TBさせていただきます。

ヨシカワさん,こんばんは。TBありがとうございます。

私はVenus盤を聞いておりませんので,記事に書いたようなアルバム群との比較において感想を書かせて頂きました。ということで,私はLuca Mannutzaを熱心に聞いてきたわけではありませんので,若干違う印象を持ったということになると思います。

記事にも書きましたが,ここでの変拍子は受容できるレベルだと思います。これ以上やると私には嫌味に聞こえるでしょうね。

こちらからもTBさせて頂きます。

monakaさん,こんばんは。TBありがとうございmすと申し上げたいのですが,入っていないようなので,お手数ですがリトライしてみて頂けますか。

私もmonakaさん同様の聞き方をしてきましたが,芸風が広いということで将来にも期待を持たせてくれるピアニストだと思います。

こちらからもTBさせて頂きます。

Yessongs なつかしいな~。
中年音楽狂さんもYES 聴くんですね。
人は10代に聴いた歌を一生、歌い続けると云いますが、
僕にとってYES は10代に無我夢中で聴いたバンド。
いまだに時々、頭の中で鳴りだします。
久しぶりに聴いてみようかな~。
ということで、全然関係ないですが、

ルカのTBさせていただきます。

crissさん,続けてコメント・バックです。私のTBも届いていなかったですが,crissさんのもこちらに届いていませんね。相変わらず相性悪いですね。ということで,記事にURLを貼り付けますね。

Yesは私がオーディオ・セットを初めて買った当時から本当に好きでした。Yessongsは久しぶりに聞きましたが,今でも興奮しちゃいました。

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ルカ・マヌッツァ気にしないうちに随分身近なピアニストになってきました。 最初がどれだか解りませんが、はっきり意識したのがハイ・ファイブ、そしてブルーノートで会いました。結構いいねぐらいで、でも日本で出ているローマ・トリオは無視していましたから、AlboleからのMax Iomnataの「Inspiration」でかなり驚き、同じレーベルのRobert Gattoの「Remembering Shelly」でまた吃驚、ハード・バップを引き倒す力、凄いです。若いのにそれが出来るのですね。 そしてこのア... [続きを読む]

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