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2010年1月23日 (土)

こんなんも出ました:Cate Brothers

Cate_brothers "Cate Bros." Cate Brothers(Asylum/Wounded Bird)

Cate Brothersと言って,知っている人も少なくなってしまったのではないかと思うが,このバンドのロゴって懐かしいなぁと思う中年以上のリスナーもいるのではないか。いずれにしても堂本ブラザーズ・バンドの名前の出自はAllman Brothersか,Cate Brothersのどっちかである(爆)。

Cate_bros_back EarlとEarnieの双子の兄弟(裏ジャケに写る二人を見よ!当たり前だがそっくりだ。)によるCate Brothers Bandのデビュー・アルバムはず~っと廃盤だったと思うが,発掘盤の宝庫,Wounded Birdレーベルから,初期の作品がまとめてリイシューされた。私は実は彼らの音楽を聞いたことはなかったのだが,ジャケだけで懐かしくて,このアルバムを買ってしまった。

私にとってCate Brothersの名前が摺り込まれているのは,Levon HelmがRCO All Starsで来日した時に,Booker T. JonesやDr. Johnの代わりに彼らが来日したということだけであるが,件のLevonのアルバムが異常に好きな私としては,妙にその事実だけが記憶に残ってしまったのである。更に,その後,Robbie Robertson抜きのThe Band再編にも関わったことからすると,彼らの音楽性というのはそのあたりがスイート・スポットになるのだろうと考えるのが筋である。

しかし,このアルバムから聞こえてきたのはちょっと違うタイプの音楽である。どちらかと言うとシティ・ポップにディスコ・テイストも絡めたいかにも70年代半ばの音である。う~む。デビュー・アルバムということもあって,セールスを意識したのかもしれないが,これが彼らの本質とはとても思えない。だって,RCO All Starsの音はもっと泥臭いものであったし,彼らのベースであるアーカンソーという場所ともどうもうまく結び付かないのである。

まぁこういう音楽を聞いて,私としては別に反感を覚えるということもないのだが,自分が持っていたイメージ(所詮は予断ということになるが...)とのギャップに悩んでしまったというのが正直なところである。また,このアルバムがSteve Cropperプロデュースだから,イメージの相違がますます大きくなってしまうこともあるのも事実である。さすがにLevon Helmが参加した"Standin' on a Mountain Top"なんてのはレイドバックした感覚もあるだけに,どうもなぁ。ということで,私としてはイメージに比較的近いのがこの曲と,9曲目の"Lady Luck"ってところなのではちょっと厳しい。悪くはないが,この程度なら星★★☆で十分であろう。

尚,Ernie Cateが弾いているElkaってのはイタリア製のシンセサイザーだそうである。ならSysthesizerってクレジットでいいじゃんと思ってしまったが,昔だったらヤマハのシンセが敢えてDX7なんてクレジットされていたようなものか(また余談を書いてしまった)。

Personnel: Ernie Cate(vo, key, synth), Earl Cate(g, vo), Steve Cropper(g), David Foster(p, key, synth), Carl Marsh(synth), William (Smitty) Smith(org), Scott Edwards(b), Klaus Voorman(b), Leeland Sklar(b), Bob Glaub(b), Maichel Baird(ds), Eddie Greene(ds), Levon Helm(ds), Nigel Olsson(ds), King Errison(perc), Gary Coleman(vib, perc), Brooks Hunnicut(vo), Maxine Willard(vo), Julia Tillman(vo), Terry Cagle(vo)

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