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2010年1月17日 (日)

Bebo Ferraの新譜を聴く

Ferra"Ferra vs Ferra" Bebo Ferra / Massimo Ferra(Sardmusic)

Bebo Ferraについては新年早々,彼とPaolino Dalla Portaによるデュオ"Bagatelle"を取り上げたばかり(記事はこちら)であるが,ごく一部とは言え,巷での話題はBebo Ferraの新譜2組に向いている。本日取り上げるのはギター・デュオによる本作である。

彼らが血縁関係にあるかどうかは全然わからないのだが,アルバムのカバーの謝辞にもあるように,今回の彼らの20年ぶりの共演はPaolo Fresuの発案によるものらしい。私にとって,ギター・デュオと言えば,Larry Coryell~Stve Khanだったり,Andy Summers~John Etheridge,更にはSuper Guitar Trioの中で組み合わせを変えて行われるデュオ演奏ってことになるが,大体はバトル,テクニックの応酬という感じの演奏が多くなるようにに思える。Bebo Ferraについては,さまざまなギター・スタイルがあって,多様性を誇る人だということはよくわかっているので,どんな演奏でもこなしてしまうんだろうなぁと思っていたが,Massimo Ferraという人がどういうスタイルかわかっていなかった。だからタイトルだけ見れば,本作もバトルのような感じなのかと思っていた。しかし,ここでの演奏はだいぶ趣が異なっており,随分と穏やかな演奏が展開されている。前述の"Bagatelle"も対話的な感覚が強かったが,本作も同様である。

曲は彼らのオリジナルであるが,唯一の例外が"Blue in Green"というのは私が2009年のベストに挙げたTowner/Fresuの"Chiaroscuro"と同じではないか。よほど,イタリア人ミュージシャンにはこの曲がフィットするらしいが,この前に収められている"Cromatica"から"Blue in Green"そしてその次の"Twilight"への流れがこのアルバムの中で最も素晴らしいと思ってしまうのはきっと私だけではあるまい。

もちろん,こうした編成であるから,一枚を聞き通すにはもう少しメリハリをつけてもいいのではないかとも思わせるところはあるし,二人の共作となっている"Ferra vs Ferra(1~3)"というおそらくは二人の即興による小品もなんだかなぁという部分はあるので,全面的に評価することはできないとしても,私にとってはトラック9~11を繰り返し聞きたくなる作品である。その3曲だけ取り出せば星★★★★☆を付けてもいいぐらいだが,全体としては星★★★☆ぐらいが妥当だろう。

Personnel: Bebo Ferra(g), Massimo Ferra(g)

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コメント

おぉ。。あちこちコメントしたいが。。

やっぱ、ここですね。
私的には☆4つ半くらいです。
甘すぎるかしら。

とりあえず、ちょっとトラバしちゃおう。

すずっくさん、こんばんは。返信が遅くなりました。この作品の評価は、ギター・デュオというフォーマットに何を求め、何を期待するかにもよると思います。

でも記事にも書きましたが、9~11の3曲は十分星★★★★☆です。

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