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2009年11月13日 (金)

Wayne Krantz度,低っ!!

Low_blow "Low Blow" Victor Bailey (ESC)

これはVictor Baileyのソロ・アルバム第2弾であるが,Atlanticから出た彼の初ソロ・アルバムは結構人気があるが,廃盤で手に入りにくいのが難点である。私は中古でゲットしたのでラッキーだったが,あまり中古盤屋でも見掛けない。

まぁそれはさておきのこのアルバムである。私がこのアルバムを購入したのはWayne Krantzが参加しているからなのだが,かなり特殊なKrantzのギターが,どちらかと言えば王道フュージョンとも言うべき,このメンツの中でどのように聞こえるかが注目のポイントだった。

しかし,このアルバムでのKrantzはまるで借りてきた猫のような感じと言ってもいいぐらい,Krantzの個性が出ていない。これではKrantzが参加する意味が感じられないと言っても過言ではないのである。これだったら,ほかのギタリストでいいじゃんという気がする。また,ギターもHoldsworth風があったり,カッティングに専念する曲があったりと,どうもKrantzらしくないのである。だからWayne Krantzファンは本作に過剰な期待をしてはならないと言っておこう。

だが,だからと言って,このアルバムを全否定できるかと言うと決してそんなことはない。特にファンク・グルーブが濃厚な曲は何とも心地よく,Bailey~Hakim,またはBailey~Chambersのリズムはタイトでカッコいいことこの上ない。そういう意味では,私はそうしたファンク路線で引っ張って欲しかったが,いかにもというようなフュージョン曲も入っているのはちょっと違和感がある。これはBaileyの多彩さを示すものではあるが,どれが本当の個性なのかわかりにくくしてはいないか。

よって,悪くはないんだけどねぇ...という感じなのだが,絶賛するほどのものではないということで星★★★ぐらいかなぁ。Krantz度の低さも減点対象になっていると思ってもらえればいいだろう。やはりKrantzは志を同じくするメンツとやっているときが一番いいわ。

Recorded in March, 1999

Personnel: Victor Bailey(b, vo), Omar Hakim(ds), Dennis Chambers(ds), Kenny Garrett(ss), Bill Evans(ts, ss), Wayne Krantz(g), Jim Beard(p, key), Michael Bearden(p, key), Henry Hey(key)

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ジャズ(2009年の記事)」カテゴリの記事

コメント

おはようございます。EVAです。
矢張り演奏の出来はメンツ・その場の雰囲気次第なのでしょうか。
その意味では私は中年音楽狂さんの記事を見て私なりに判断が出来るので良い指針となっています。(爆)
その意味でも今まで以上にジャンルの幅が増え、更に雑食度が上がりそうです。(爆)
現在、過去のレビュー名のアルバムを含め、注文予定を纏めています。近々聴くことが出来るのが楽しみです。

EVAさん,おはようございます。このアルバム,演奏が悪いわけではないんです。ただ,Krantzが参加するなら,もう少しやりようが...って感じなんです。

まぁ,これはVictor Baileyのアルバムなので仕方がない部分もありますが,役者としてのKrantzをもう少し活かす方法もあったと思います。

逆に言えば,我が道を往くKrantzがいろんな演奏に合わせられるんだというのが発見と言えば発見だったかもしれませんね。

それにしても,参考にして頂くなんて光栄です。私はプロのライターではないですから,甚だ無責任な書き方ばかりしていますが,いいか悪いという観点では,できるだけ間違いをおかさないようにしたいと思いますので,引き続きよろしくお願いします。

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