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2009年11月 2日 (月)

強烈なジャズのグルーブを感じさせたPat Martino@Birdland

Birdland_pat_martino_002_4 ロンドンからNYCへ移動した。仕事でNYCに来るのは久々のことだが、週末をまたいで滞在することで、NYCで夜遊びの時間を持てるのもこれまた久しぶりのことである。せっかくなので、ジャズ・クラブに行くことにしたが、当地は丁度ハロウィーンということもあり、タイムズ・スクェアあたりは、仮装した上、かなり出来上がっている姉ちゃん(兄ちゃんより、姉ちゃんの方が間違いなく激しい)たちでごったがえしていた。そんなことに関心を示せぬ中年たる私は44丁目と8Ave.と9Ave.の間にあるBirdlandへ直行である。本日のお題はPat Martino Quartet(10/31、セカンド・セット@23時)である。

Birdlandでもハロウィーンということもあって、ウエイトレスのお姉ちゃんたちも、やや派手なコスチュームだったが、店の中自体は落ち着いたものである。やっぱりこういう方が私にはいいねぇ。 

それで今回のメンツだが、Pat MartinoにEric Alexander(ts)、Tony Monaco(org)、 Jeff 'Tain' Watts(ds)というもの。これがブルージーな感覚を濃厚に感じさせ、ジャズ的なグルーブに満ちていたのには驚いてしまった。私の中ではMartinoと言えば、8分音符、16分音符の速射砲的なフレージングという印象が強いが、時折そうしたフレーズも聞かせるものの、むしろ鋭いコード奏法で演奏を煽る感じが素晴らしい。また、AlexanderのテナーとMartinoのギターのユニゾンが非常に気持ちよく、あっという間に75分のセットが終わってしまった。

もちろん、MartinoもAlexanderも素晴らしかったのだが、何よりもすごかったのはWattsのドラムスである。現在、本当のポリリズムを叩けるのは彼しかいないのではないかと思わせる迫力のドラミングである。しかも、どんなテンポでもどんなリズムでも見事なまでに叩ききるWattsがいて、このバンドは更にグルーブを増したと思うのである。いやいやこれは本当に素晴らしかった。さすがである。このバンドにはどうなのよと思えたIvan Lins作"The Island"もボサノバ・リズムから入るのだが、途中からWattsがシンバルを多用し始めてから、一気に演奏が熱くなったのである。やはりWattsの貢献度は大きいのである。日本ではこのバンドにWattsが入るなんて考えられないから、私はこれだけでも元を取ったという感じである。

一方、オルガンのTony Monacoは人のいいおっさんという感じであったが、クールな表情のMartinoとは対照的な演奏ぶりで、ある意味笑えてしまった。オルガンを弾いていなければ、スタンダップ・コメディアンのようなおっさんであるが、ちょいとオーバー・プレイングかなぁと思わせつつも、まぁエンタテインメントとしてはバランスがいいのではないかと思わされた私である。

それにしてもこんな演奏が30ドルである。即ち、3,000円しないのである。やっぱりNYCはいいわ。また住みたくなってしまった私である。

ところで、バーに乗り乗りの東洋人らしきお姉さまがいらっしゃったが、あれはきっとMartino夫人だろうなぁ。あそこまで乗れるのはある意味大したもんだと思ってしまった。ということで、ステージの写真は私が座ったテーブルからiPhoneで撮ったものなので、画像は荒いがまぁ雰囲気ということで。

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コメント

おはようございます。EVAです。
昨日は遠いNYからコメントを頂き有難うございました。
今日の写真はとても雰囲気が良く出ていますね。
こう言うところ(勿論私の場合、国内ですが)に出入りしていたのはもう何十年前のことだろうか。(爆)
現在は山の中で皆さんのホットな情報を眼にすることが出来る良い時代となりました。
これからもドンドン情報を発信して下さい。楽しみにしています。

EVAさん、こんばんは。NYC2日目ですが、さすがに疲労がたまってきているらしく、体調が今イチです。

こういうときはガツンとエネルギーが充填されるような食事が必要なので、これから出掛けたいと思います。毎度毎度のお決まりですが、日本人がおそらく滅多に出掛けないイースト・ヴィレッジのインド料理屋街で強烈に辛いカレーを食べようと思います。

その後は、本日はVillage Vanguardに行く予定です。体調悪いなら、おとなしく寝てればいいんでしょうけど、まぁ気分転換ということで。

連投かなぁ。。

例の飛行機不時着で、ニューヨークの映像が出たとき、ハドソンリバーとイーストリバーが出て、、ブレッカーブラザーズを思いだし、マイケルのことを考えて、目がウルウルになったわたくしです。

すばらしいライブ立て続け、しかも、行きたいライブばかりです。
はやく、ハレルのレポートも読みたいです。

すずっくさん、続けてコメント・バックです。

例の飛行機の一件ですね。あれはハドソンでしたが、Michaelを思い出すのもよくわかります。

Harrellの記事は間もなくアップされますので、しばしお待ちを。これから仕事に行ってきます~。風邪気味できついですが。今夜はボストンへ移動です。

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