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2009年10月16日 (金)

懐かしのTom Waitsデビュー作

Closing_time "Closing Time" Tom Waits(Asylum)

私はこのアルバムはLPで保有しているのだが,実家に置いたままなので,音は何年も聞いていなかった。しかし,突然,本当に突然なのだが,無性に"Ol' '55"が聞きたくなってしまったので,CDを購入と相成った。まぁ値段も安いし,いいかって感じだったのだが,"Ol' '55"だけ聞きたきゃ,Eaglesでもいいじゃんという話もある。しかし,私はEaglesの大ファンでもあるが,それでも私にとってはこの曲はTom Waitsでなければ雰囲気が出ないのである。

それでもって久しぶりに聞いたのだが,やっぱりこれはいいわぁ。素晴らしい渋さである。アコースティックなセッティングの中で,トランペットが非常に利いていて,どこかのスモーキーな酒場で飲んでいるような感覚さえ覚えてしまうと言っては大袈裟だろうか。これはWaitsが弾くピアノがまさにそうした場所にありそうなアップライト・ピアノの音を出しているからというのもあるかもしれないが,ゆったりとしたテンポの,またこれが聞けば聞くほど味が出るような佳曲が立て続けに紡がれていくような様は,まさに素晴らしい音楽に満ちた居心地のいい酒場の乗りである。

最近のWaitsは再ブレイク,再評価の機運が高いが,私にとってはやはりこのアルバムこそが彼の本質だと思っているし,最も愛着を感じるものだ。何年かぶりに聞いた"Ol' '55"はやはり心に染みたし,全12曲がどれをとっても素晴らしいというのはある意味奇跡的でもある。ウイスキー片手に楽しみたい傑作。星★。

しかし,このアルバムのカテゴリーは何がいいのかよくわからなくて迷ってしまった。まぁジャズ的フレイバーの濃厚なSSWだろうなぁ。この素晴らしい音楽の前ではどうでもいいことだが。

Personnel: Tom Waits(vo, p, g), Delbert Bennett(tp), Tony Terran(tp), Shep Cooke(g, vo), Peter Klimes(g), Jesse Ehrlich(cello), Bill Plummer(b), Arni Egilsson(b), John Seiter(ds, vo)

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コメント

私もこの曲はトム・ウェイツの方が好きです

こんな夜明け前に
聴きたくなる曲かもです

ジャケットも大好きです

私も久しぶりに聴きます
徹夜してしまったので子守歌がわりに聴きながら寝ます
なんか切ない夢を見ちゃいそう

おやすみなさ~い♪

おはようございます。EVAです。
私は彼のことは知りませんでしたが、イーグルスは知っていますし、何枚か持っています。
と言うことで記事を見て注文してしまいました。(爆)
先日来、溜めていたモノを合わせて注文しました。
これで又新しい世界が楽しめる。有難いことです。

蛇尾です。
JTやBB5絡みのアメリカン・ニューシネマ「断絶」(折り返しのコメントにて)やJoni Mitchell未発表ライブ盤、Scott Hamilton関係そして最後が Tom Waitsの"Ol' '55"すごい流れです。
確かに風は「おやじ色」に染まっています。

だれが何と言おうがTom Waitsの最高傑作はこのアルバムでしょう。アルコールと煙草でしゃがれてしまった声(と、勝手に想像)に、初めて出会った時の驚きは今も新鮮です。

で、ボクのold53は、Tom Waitsの"Ol' '55"からのパクリです。(これは、中年音楽狂さんしか解らないか)

たまには、こういった話題UPしてください。次は矢張り「歌謡曲」かな?


さらら♪さん,こんにちは。徹夜?ご苦労さまです。

確かにこの気だるい雰囲気は夜明け前にぴったりかもしれませんが,よくお眠りになれましたでしょうか?優れた音楽を聞くと,逆に目がさえることもありますので,ちょっと心配です。

EVAさん,またまたご注文痛み入ります。お気に召すといいのですが。

現在,出回っているCDには細かいデータが書かれていないのはまずいんじゃないと思いつつ,音楽は素晴らしいですから是非お楽しみ頂ければと思います。

蛇尾さん,こんにちは。

おやじ趣味そんなに出ておりますか?まぁそうですよねぇ。しょうがないです。なんてたって,中年音楽狂日記ですから。

歌謡曲ネタですか?考えちゃいますねぇ。

トムのアルバムはこのファーストが一番良いとつい最近ある雑誌で読んだばかりで聞いてみたいと思っておりましたがこのブログのお薦めとなるとますます聞いてみたくなりました。中古の国内盤レコードがヤフオクにありましたので、入札しましたcoldsweats01
落札できるかな?

こんばんは。
僕もこの作品は大好きです。個人的なことですけど、最後のインストゥルメンタルの曲を結婚式の時のおひらきの曲に使いました。
しかし20代の若者が作る作品じゃないですよね。

takeotさん,こんばんは。まぁそういう評価になるんだろうなぁと思います。趣味が違ったとしても,このアルバムを嫌いになる要素もないですしね。多くの人の心を打つと思います。

レコード,落札できるといいですね。

とっつぁんさん,こんばんは。

渋い選曲をなさいますねぇ。私は何を使ったっけなぁ?

確かに20代がこういう歌唱,演奏をしてしまうのは信じがたいですが,それでもいいものはいいということで。

それにしても,結構このアルバム,コメントを多数頂いてますねぇ。

結局レコードは入札できず、アマゾンでCDを購入しまして本日届きました。これから聞くのが楽しみです!

takeotさん、こんばんは。CD是非お楽しみ下さい。

やっぱりこれはいいですよねぇ。また聞きたくなってきました。

中年音楽狂さん、こんばんは。
今流行りの紙ジャケ&リマスター盤"Closing Time"を思わずGetしてしまいました。
LPには勝てないでしょうけど、通常版よりは奥行きがでていい感じに酔えます。
以前の記事で恐縮ですけど、TBさせていただきます。

とっつぁんさん,おはようございます。

今回のリマスター,私も気になっているのですが,これで買い直しをしていたら,きりがないので我慢しています。私はLPも持っていますから,そのうち,改めてLPでも聞いてみたいと思います。

こちらからもTBさせて頂きます。

デビュー当時からこのサウンドとは驚きですね。私がこの方のアルバムを聞きたくなるときは、年に何回かありますが、気持ちが沈んだときではありません。むしろ、何かをやりきって充実したとき。一人で、夜、こっそりと、喜びをかみ締めるとき。
 だから年間でそんなに聴く機会はあまり無いのですが、幸せをこの音楽から感じるのです。

jamkenさん,こんばんは。このアルバムって,聞き手の感情次第にかかわらず,どのようなタイミングで聞いても心に沁みる稀有な作品だと思ってます。

それがポジティブでも,ネガティブでも,心を掴んでしまう。そういう作品ですね。だからこそこれを聞いて幸福になる人もいれば,救済される人もいると思っています。

いずれにしても傑作ですね。

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Tom Waits (vo,p,g,harpssichord,celeste,harmonium)[[attached(1,left)]] Bill Plummer (b) John Seiter (ds) Peter Klimes (g) Shep Cooke (g,vo) * #2,4 Delbert Bennett (tp) *only #3 Jerry Yester (String Quartet arr.) *only #11 Jesse Ehrlich(Cello),A... [続きを読む]

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