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2009年8月 4日 (火)

山下洋輔トリオ:モントルーでの映像はたまらん

Brilliant_moments 「Brilliant Moments ~栄光の山下洋輔トリオの軌跡」 (JamRice)

先日開催された山下洋輔トリオ復活祭を記念して制作されたCD/DVDセットである。私は残念ながらライブには足を運ぶことができなかったのだが,DVDに収められた映像を見て,それを思わず悔やみたくなってしまった。

CDは改めてレビューするとして,今回はDVDをお題にするが,この映像,あの"Montreux Afterglow"(同アルバムについての記事はこちら)のときのライブ映像である。但し,曲はそのアルバムに収めらていない"Clay"と「ミナのセカンドテーマ」というのが,好き者の心をそそる。"Clay"は途中からの収録に見えるし,画像にもあらい部分はあるが,何せ30年以上前の映像である。残っているだけでもよしとするべきだろうが,これが全くもって素晴らしいというか,笑えるというか,私は大いに楽しんでしまった。

まず,当たり前の話であるが,当時のトリオのメンバーが若い。映像的に言うと,洋輔のひじ打ち,こぶし打ち,手のひら打ち等の荒業がきっちり収められているのは当然として,私が何より笑ってしまったのが小山彰太のトランスぶりである。完全に別の世界へ行った人の目ではないか。このドラミング映像を見るだけでも大いに楽しんでしまった私である。更には洋輔から滴り落ちる汗を見れば,この時の演奏の激しさが簡単に見て取れるというものである。

音だけ聞いていても,彼らの演奏は爽快で楽しめるが,映像があると私には笑いの要素が加わって更に楽しめてしまったということである。これだけの演奏をすれば,現地の聴衆にも受けるのは当然だと思いたくなるような映像である。どうせなら"Montreux"所収の2曲の映像もあればと思うが,それはないものねだりということにしよう。

いずれにしても,これは山下トリオ・ファンは必見の映像である。少なくとも,私はこれを見ていれば日頃の憂さを忘れることができるだろう。最高である。星★★★★★。そこまではという方は,再発された"Montreux Afterglow"を買いましょう。

今にして思えば,このトリオを毛嫌いしていた高校生の頃の私は何だったのかと思いたくなる(恥)。まぁ,昔はKeith Jarrettも嫌いだったし。人間は変わるのである(言い訳)。

Recorded Live in Montreux on July 9, 1976

Personnel: 山下洋輔(p),坂田明(as,cl),小山彰太(ds)

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コメント

お久しぶりです。 蛇尾です。
山下洋輔の「熱い」記事、こちらも興奮しました。

ボクもこのボックスを、たった今購入すべく、
手続きをしたところです。

はやく届かないかな。

蛇尾さん,こんばんは。お久しぶりです。

とにかくこのDVDは笑えます。まさしく痛快無比。ぜひお楽しみ下さい。もとは取れます。でもCDは時間がなくて(というか,未聴のCDがたまりまくっていて)まだ聞いていません...。

CDを買うペースを落とさないといけませんねぇ。でも中古盤を漁っていると,つい買っちゃうんですよね。私のお仲間の皆さんも多分同じでしょうが。

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