2018年1月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      

2016年おすすめ作

無料ブログはココログ

« Astor Piazzolla:哀愁あふれるメロディ・ラインにやられる | トップページ | 追悼,Les Paul »

2009年8月17日 (月)

これもやっと聞いたLars Janssonの新譜

Lars_jansson "In Search of Lost Time" Lars Jansson Trio (Spice of Life)

今回,未聴盤の山から引っ張り出してきたのがこれである。おぉっ,よく見たら「失われた時を求めて」なんてタイトルだったのねぇ。先日聞いたOve Ingemarssonとのアルバムが,かなりハードなLars Janssonだったものだから,こちらはどうなんだろうと思っていたが,出てきた音はLars Janssonのイメージから大きくずれたものではなかったので一安心である。

このアルバム,Larsのオリジナルばかりから構成されているが,1曲あたりの演奏時間が比較的短い曲が集まっており,14曲も収録されている。だが,全編を通じて,Janssonらしい曲と演奏が展開されていて安心して聞けるのが何よりである。逆に言うと,演奏に大きな変化がないので,起伏に乏しいという考え方もあるが,これは好みの問題である。リスナーがJanssonに何を求めるかというところによって,このアルバムへの評価は変わるはずである。まぁ,全く変化がないわけでもなく,12音技法による"One Hand Clapping"やKjellbergが激しく叩く"Gods Who Shit"等が他の曲とは違う個性を打ち出しているから,面白く聞きとおすことができるのは間違いない。結局はJanssonのファンも納得する出来ではないだろうか。ラストにひっそりとソロで演じられる"Hilda"なんて美しいものである。さすが孫に捧げただけはあるわ。星★★★★。

しかし,それにしてもこのジャケットは何なのかねぇ。Lars Janssonがアーチスト,Mimmo Paladinoとのコラボのごとく,彼のアルバム・ジャケットをPaladinoに任せるのはよくわかるのだが,これを見て購買意欲をなくす人もいるのではないかと思うのだが。だが,これもJanssonの美学に基づくものなのだとすれば,文句は言えないなぁ。凡人にはわからぬ世界もあるのだろうってことにしておこう。

Recorded in March, 2009

Personnel: Lars Jansson(p), Christian Spering(b), Anders Kjellberg(ds)

« Astor Piazzolla:哀愁あふれるメロディ・ラインにやられる | トップページ | 追悼,Les Paul »

ジャズ(2009年の記事)」カテゴリの記事

新譜」カテゴリの記事

コメント

ヤンソンのリーダーアルバム、今まで、違うレーベルからからでていたデジパックは、アルバムの表紙だけでなく、丸ごとコラボされてたのですよね。
ヤンソンは禅に興味を抱く、、なかなかの哲学者な人のようです。
音楽においても、心の深淵なる部分の表現に努力してきた人。
Mimmo Paladinは、そんな彼の内部への追求に、「はっ」とするようなアートで応えてきてました。
これ、確かに賛否があって、あまりヤンソンの音楽と結びつかない、って方もいますね。
でも、何時も、デジパックを開いたときに、「おッ」って、、って。。結構、衝撃があったりするのですねぇ。。
今回、表紙だけでなんだか中途半端なのですが、、、
まぁ、いろいろあるのでしょう。。。
一見、、毒の無いようなヤンソンの音楽なのですけど。。
ファン的には、、」いろいろあるわけです。はい。

って、長くてすみません。

寿々っくさん(笑),こんにちは。TBありがとうございます。

ジャケに関して賛否があるなら,私はどちらかと言うと否の方でしょうねぇ。トータルな芸術としてのパッケージというのもあると思うんですが,ファンを広げるという意味ではぱっと見も結構重要なのではないかと思います。

いずれにしてもJanssonについては私がどうこう語る資格はないので,まぁそれはそれでということで。こちらからもTBさせて頂きます。

音楽狂さん、こんにちはmonakaです。
どこにも行かないうちに夏休みが終わってしまいました。映画とライブへいったか。
さてjanssonの新譜が出たことを喜んでいます。
内容的に私は明るくなったように感じます。
ジャケのほうはこれは好き、これは良いと思うものは感じいりますが、ジャケ買いはしないでしょうね。
TBさせていただきます。

monakaさん,こんばんは。TBありがとうございます。

私もお盆休み(まだ休み中ですが...)は帰省したぐらいで,特に何もしていません。水曜日まではせっせと家事に勤しみます。

来月のライブ楽しみですね。私はちょうどその時期海外に出張の予定があり,行くことはできませんが,きっとこのアルバムと同様の世界でやってくれるのではないでしょうか。羨ましいです。

Toshiyaさん、おはようございます。

Lars Janssonで検索させて頂きました。この方の名前は頭の隅にあったのですが、記事では今回初めてぐらいかもしれません(汗)。

来月末、隣市に以下のメンバーで来るようなので、考え中です。(16ユーロで自由席なので、恐らく行くことになるかと思います)

Michael Wollny, Klavier
Tamar Halperin, Cembalo
Ulf Wakenius Quartet
Ulf Wakenius, Gitarre
Lars Jansson, Klavier
Jesper Bodilsen, Bass
Paul Wvanberg, Schlagzeug
Youn Sun Nah, Gesang

来週あたり、Jansson氏、日本にもツアーで行かれるようなので、日本では(も)人気があるのでしょうね。上記のメンバーは少し違うかもしれませんが。。

Laieさん,こんにちは。16ユーロですか。2,000円ですねぇ。安いですねぇ。UlfとLarsなら間違いなくお楽しみ頂けるでしょう。

日本にはLarsはピアノ・トリオ(ピアノ,ベース,ドラムス)で来ますね。Lars好きは局地的かもしれませんが,結構いますよ。私は凄いファンってわけではありませんが,CDはそこそこ持っております。

って、、わけで。。
今日から、ツアー開始ですねぇ。。

その16ユーロはお得ですよねぇ・・。。
何ヶ月もかかってしまった。。
トラバしますねぇ。。

すずっくさん,こんばんは。TBありがとうございます。

そうですねぇ。ツアーだったんですね。私は本来今週から出張の予定だったので,諦めておりましたが,こんなことなら考えたのに...。と言っても来週からは今度こそ本当に出張ですが。

こちらからもTBさせて頂きます。

Toshiyaさん、おはようございます。

明日の晩、ヤンソン氏の演奏会へ行きます。前回同様、一時間早く行き、最前列中央をゲットできるよう、場所取りをしたいと思います。演奏後の感想を、また、是非、お知らせできればと思います。

それから、同じくジェリーさんにも感想を知らせる予定でいますが、何か、お聞きになりたいことがあれば、また、一緒にメールで送りますので、お知らせ下さい。

今月末、また、海外の御出張ですね。本当にお疲れ様です。これだけ飛行機に数多く乗られていると、マイレージがすぐ貯まりませんか。昔は、集めていたのですが、もう色々な規制があって、面倒臭くなってしまいました(笑)。今は、その時、格安な会社に予約しています。

Laieさん、おはようございます。18ユーロっていうのは、Ralph TownerとPaolo Fresuのライブもそのように告知されていましたから、どうもそちらでの一般的なライブの入場料のようですね。羨ましいです。是非お楽しみ下さい。

今度は西回りで世界一周出張になります。疲れることは必定ですが、確かにマイレージはたまりますね。家族にあてにされていてなんですが(苦笑)。

Toshiyaさん、続投です!

演奏会、行って参りました。今回は、380席が200席ぐらい埋まっていたようです。席は、1時間前に並んで、最前列中央をゲット。良い席を確保しようとガツガツしているのは、私達の他、周りに誰もいないんですよね~。

休憩を挟み3時間の長丁場で、実質的には3部構成でした。1部は、若手ドイツ人ピアニストとイスラエル出身のチェンバロ奏者によりデュオ。2部は、スエーデン人によるカルテット。3部は、ウルフと韓国人歌い手女性とのデュオ。

1部はピアノ、チェンバロの配置が良かったせいもあって、二人の手元が見えて良かったのと、ピアノの2台のデュオは馴染みがあったのですが、ピアノ、チェンバロでのコンビはなかっただけに、中々、新鮮でした。途中、二人の息が合ったないなぁ。。と思う箇所もあったりしたのですが、そこは、二人で見つめ合って、何事もなかったように乗り切っていたのも、微笑ましかったです。ピアノ奏者が、途中、割れんばかりにピアノを叩きまくっていたので、大丈夫かな。。若さゆえなんだろうな。。と見て折りました。

2部は、スエーデン人のカルテット。期待していた静かめでバラード的な曲を演奏してくれるのかな。。と思っていたのですが、元気が良い曲が多かったようです。最初はギターソロ。それから、バンドメンバーをステージに呼んで、アップテンポの曲。内容的には、去年ダイビング事故で亡くなられた、ビヨンソン氏にオマージュということで彼にちなんだ曲を披露されていたようです。それから、ワケニウス氏が憧れていたキース・ガレット?(ギャッレット?)とか言う人の曲も演奏。それから、ドラマーの彼が、見ていて、随分若い男の子だなぁ。。と思っていたのですが、ワケウニス氏の紹介で、ドラマーの彼は、ヤンソン氏の息子さんなんだそうです。それから、ベース奏者は、僕の息子です!何て言っていましたが、これは、明らかにジョークでしょう。。

3部は、ワケニウス氏と韓国人女性とのデュオ。こちらでは、しっとりと静かな曲集で聞かせてくれました。アンコールは、ドイツ人ピアニストが入ってトリオになって、アリランでお仕舞いです。

主人は、第1部に軍配。私は、第2部に軍配です。ワケニウス氏の舞台トークも観衆の乗せ方も上手いな。。と感心しました。ドラマーの彼が、結構頑張って演奏したのにも関わらず、聴衆は無反応だったのですが、ワケニウス氏は、ここで拍手して下さいね、と促してくれました。ヤンソン氏とワケニウス氏は、文句なく、聴衆の皆さんも大拍手をしていました。ベース奏者も、とても良かったです。ちょっとひょうきんな方だなという印象を持ちましたが。

良い時間をまた味わうことが出来て、楽しかったです。

今日から、冬時間になりました。日本との差は、8時間です。

Laieさん,続けてこんばんは。ライブ,羨ましいですね。

UlfはKeith Jarrett集やEsbjorn Svensson集のアルバムも出していますから,そこのレパートリーを結構やったのかもしれません。ちなみにLaieさんがコメントで入れて下さった情報によれば,ベースはJesper Bodilsenですね。このブログでも大いに褒めたStefano Bollaniの新譜にも入っているベースのはずです。そりゃうまいわけだ,ということで,やっぱり羨ましいです。

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/198475/45916291

この記事へのトラックバック一覧です: これもやっと聞いたLars Janssonの新譜:

» 失われた時を求めて。。 [MySecretRoom]
庭の透かし百合が次々と咲いています。オレンジ、ピンク、黄色、、蝋細工のような風合い、、儚さが好きなのですが、実は、とっても丈夫な品種です。手が、、、かからないのねーー。暑くて外に出るのが嫌になるんだけど、、まだまだこの季節はお花たちは元気。でも、わたく...... [続きを読む]

» 時のシャングリラ In search of lost Time / Lars Jansson [JAZZ最中]
ラース・ヤンソン・トリオの新作は、前作がストリングスが重要な部分を占めていたので、本当に久しぶりの感じです。あまりに久しぶりなので、その間の時が失われて、ファーストインプレョンはちょっと戸惑いを感じました。 それでも何度か聴くうちに、だんだんと蘇ってくるラースとの時間。 私の、どうしようもない雑事やクレームに押し流されてしまって、時の刻み方の変な癖が体に染み付いてしまっている日常。 そんな時間感覚で聴き始めましたが、だんだんと失われていたラースの時の刻み方を思い出し、ラースにはラースに必要な時の... [続きを読む]

» InSearchOfLostTime/LarsJanssonTrio [MySecretRoom]
子どもの頃好きだった本の一つにコナンドイルの「失われた世界(TheLostWorld)」がありました。初めて読んだときの興奮は、、大人にになってのクリポタとの遭遇より大きかったかもぉ。(爆)たぶん、ホームズのシリーズを読むより先に読んだと思うのですね。子どもの頃の...... [続きを読む]

« Astor Piazzolla:哀愁あふれるメロディ・ラインにやられる | トップページ | 追悼,Les Paul »

Amazon検索

2018年おすすめ作

2017年おすすめ作