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2009年8月28日 (金)

中古で発見:Bergonzi対Hal Galper

Rebop "Rebop" Hal Galper Trio with Jerry Bergonzi (Enja)

中古盤屋をうろついていたら,私の知らないアルバムに邂逅。Hal GalperとJerry Bergonziの共演盤である。Enjaレーベルにしては不思議なジャケットで,危うく見逃すところであったが,めでたくゲットしたものだが,Bergonzi入りのアルバムを見つけるとついつい買ってしまう私である。これもいつもテナーの聖地,新橋Bar D2でマスターに煽られているせいかもしれない(と人のせいにする)。

Hal Galperと言えば,Brecker BrothersやPhil Woodsとの共演が注目されるのが一般的で,本人だけではなかなか訴求力があるとは思えない人だから,まぁ過小評価されているピアニストの代表みたいな感覚がある。とは言いながら,私もこのアルバムを買っているのはBergonzi目当てだったので,偉そうなことは言えない。しかし,本人もWebサイトでご丁寧にMichael Breckerの映像をアップしているぐらいなので,自分の立ち位置もそんなもんなんだろうと自覚しているのかもしれない。

このアルバムはそんなHal Galperがスイスのラジオ局で演奏した際の実況録音である。演奏はGalperトリオもBergonziも冒頭の"All the Things You Aren't(こういう曲名なのだ。もちろん,"Are"のヴァリエーションだが...)"から期待に応えたものと言ってよい(ややバスドラはうるさく感じる)が,4曲目のThelonious Monk作の"Jackie-ing"が何ともかったるい演奏(特にGalperのソロが退屈である)で,雰囲気を壊しているのが残念である。ここでのGalperのアダプテーションにはMonkの音楽の特性である諧謔性が感じられないのである。これはテンポの設定もあろうし,全体的な演奏への取り組み自体がどうも私には響いてこない。それまでの演奏がほぼ快調に推移していただけにこれはやはり惜しい。Bergonziはソロをちゃんとやっているだけに,もう少しなんとかならなかったものか。また,Bergonziが抜けたピアノ・トリオによりボサノバ・タッチで演奏される"A Ghost of a Chance"はリズムがやや重苦しくて乗れないのも残念。敢えてこのリズムで演奏する必要はなかったと思わせる出来。

最後の"Take the Coltrane"での持ち直しを期待するものの,Bergonziの出番は少なく,アンプリファイされたベース・ソロを長々と聞かされるのではう~む,困った。前半3曲と後半3曲の出来のギャップに戸惑いを隠せない私である。ということで,星★★☆。

Recorded Live at Radio RSI, Lugano, Switzerland on August 16, 1994

Personnel: Hal Galper(p), Jerry Bergonzi(ts), Jeff Johnson(b), Steve Ellington(ds)

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ジャズ(2009年の記事)」カテゴリの記事

コメント

Toshiyaさん、こんにちは。

久久にジェリーさんの名前を見たので投稿致します。
期待していない時に、中古で好きなアーチストのCDやDVDなどに出会えると嬉しいですよね。

昨夜、前に住んでいた市のサマーフェスティバルがあって、野外のジャズ演奏を観ました。地元で活躍しているブラスバンドで主にカバー曲を演奏するグループです。リーダーが、これから、アイ・オブ・ザ・タイガーを演奏します!何て言ったので、やっと知っている曲が聞けると思ったものの、かなりのアレンジでビックリ。全く別の曲のようでした。

サックスの大きさも色々で、細いの、太いの、大きいの、変わった形のもの、があって新発見でした。主人に何のサックスか聞いてみても、・・・・と返答なしでした。(苦笑)

ところで、久久にジェリーさんにメールしたいと思っていますが、何か、ジェリーさんに聞いてみたいこととかありますか?もしも、あるようでしたら、一緒に書いてお送りしたいと思います。

あっ、それから、一つ言い忘れてしまっていたのですが、今まで、TOSHIYAさんにコメントをする際に、私のニックネームとアドレスが自動的に記載されていたのですが、1ヵ月半くらい前から、記載されなくなってしまいました。恐らく私達のPCの設定状況が突然変わってしまったみたいです。なので、メールアドレスは入力しないものの、名前だけ入力してコメントさせてもらっています。

Laieさん,こんばんは。今日はHal Galperの別のアルバムにBergonziが参加しているのを中古で見つけて買ってきてしまいました。このアルバムなんか結構けなしているのに,困ったもんですね。

彼にメールを送るなら,「日本に多くのファンがいることがわかっているか?わかっているならば,日本に来る計画はないのか?」と聞いておいて下さい。そう言えば,音源をお送りできていませんね。もう暫くお待ち下さいね。近日中にはなんとか。

それにしても「アイ・オブ・ザ・タイガー」ですか。懐かしいですねぇ。

尚,コメント投稿に際しては,メルアドはあってもなくても別に何の影響もないですから,入力は不要です。どうかご心配なく。

Toshiyaさん、おはようございます。

ジェリーさんからメールが入りました。日本へはとても行きたいけど、今のところプランがないそうです(悲)。いつか日本でジェリーさんの演奏が実現するといいですね♪

私からの話としては、一昨日行ったブラスバンドの話と、先日お話したカルラさん一行の演奏会予定の話など、を伝えました。皆素晴らしいミュージシャンだね。特に、カルラとスティーブはとっても有名だよ。僕は、スティーブとは演奏したことがあるけど、カルラとはないんだ。と言っていました。

ということで、私がジャズに詳しくないということを前提に教えてくれるので助かります。(苦笑)あっ、それから、ジェリーさんとは、天気の話をすることが多いです。ここもボストンも良い勝負なので。。

それから、ジェリーさんの録音の件ですが、御忙しいと思いますので、どうぞ御無理をされませんように。。御好意だけでも有難いです。

Laieさん,こんばんは。早速のBergonzi情報ありがとうございます。プランがないのは呼び屋が呼ばないってことでしょうかねぇ。CDだってせっせと買う人がいるんですから,来てくれればいいんですがね。

Carla Bleyと共演歴がないって,まぁ,それはこの二人が一緒にやるのは想像もつきませんが,最近はCarla Bleyも随分と丸くなってきましたから,結構いい線行くのではという気もします。

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