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2009年7月 5日 (日)

Norman Seefによるジャケも魅力のGuthrie Thomas

Guthrie_thomas "Guthrie Thomas I"(Capitol)

私がシンガー・ソングライター系のアルバムを聞く際に,何を聞くか,あるいは何を買うかという点で大きな影響を及ぼしたのが渋谷にあったロック喫茶,ブラック・ホークによる『ブラック・ホークの選んだ99枚のレコード』というリストである。このアルバムもそこに載っていた一枚である。そう言えば,先般紹介した"Pacheco & Alexander"もこのリストにあったなぁ(記事はこちら)。

Guthrie Thomasはその後も多数のアルバムを発表しているが,多くの日本人(というか,アメリカン・ロック好きあるいはSSW好き)にとっては,このアルバムこそがGuthrie Thomasそのものであると言っても過言ではないはずだ。Norman Seefによるジャケットも魅力的だが,メジャー・レーベルであるCapitolからこんなアルバムが出たこと自体にある意味時代を感じてしまうのは私だけではあるまい。しかし,当時のメジャー・レーベルからはこうした作品が結構出ていたのも事実であるから,やはり時代を反映していたのだと考えるべきなのだろう。

私はこのアルバムはずっとLPで聞いてきたのだが,LP再生をするにも,アナログ・プレイヤーの上がCDの積んどく状態になっている現在,LPを聞く機会は激減しているのは事実である。しかも,多くのLPは実家に置いたままである中で,現在の自宅に置いてあるアルバム(数えたことはないが,200枚はないはずだ)はかなり愛着のあるものばかりと言ってよい。本作もそうした愛着のある一枚である。

そんな中,近所のCDショップをうろついて,ロックの新着中古盤のコーナーを見ていたら,このアルバムのCDがあるではないか。しかも聞いたことはないが,セカンド・アルバム"Lies And Alibis"とカップリングされた徳用盤である。値段は安いとは言えなかったが,納得できない価格ではなかったので,まぁいいかということでゲットしてきた。それで早速久々に聞いてみたのだが,やはりこのアルバムは素晴らしい。但し,カップリングされたセカンドの出来がトホホというか,ファーストの世界を期待すると裏切られる音なので,ますますファーストのよさばかりが目立ってしまうのが難点である。いずれにしても,セカンドは私にとっては,いろいろな要素を詰め込み過ぎていてついていけなかったため,結局はこのCDも前半10曲だけを聞けばいいということになる。

だったら,LPで聞けばいいじゃんという話もあるが,通勤途上でこの音楽が聴けるようになることがありがたいのである。歌いっぷりはBob Dylanのようでもあるが,この声の渋さ,演奏とのバランスは制作から30年以上を経た今でも私の心に響いてきた。やはりこの時代のSSWの魅力は不滅であるとともに,『ブラック・ホークの選んだ99枚のレコード』は今でも有効であることを思い知った。当然のことながら星★★★★★。もちろん,現代の若者にこの音楽が訴求するとは限らないが,あくまでもこの音楽と同時代を過ごした人間としてはこれからも聞き続けていくべき音楽である。

ということで,私にとってはセカンドはどうでもいい(Ringo Starr参加なんてオマケはあるが...)ので,下記の情報はファーストのみである。

Personnel: Guthrie Thomas(vo, g), Robert Wachtel(g), Timothy Ray(g), Mark Edelstein(g, vo), Dan Dugmore(steel), Ron Tutt(ds), Jim Keltner(ds), Michael Melvoin(p), John Hobbs(p), Dave Foster(p), Reinhold Press(b), Lyle Ritz(b), Mark Dawson(hca), Renee Armand(vo), Lee Montgomery(vo), Andy Herring(vo), Conie Butler(vo)

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