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2009年7月12日 (日)

何を今更だが,Ari Hoenigである

Ari_hoenig "Bert's Playground" Ari Hoenig(Dreyfus)

昨年のブログ界でかなりの話題を集めていたアルバムである。なかなか買う機会に恵まれなかったのだが,まとめ買いのメリットを狙って,今更ながらの注文となった。私はAri Hoenigの演奏をこれまでまともに聞いたことはほとんどないはずであるが,どうして皆さんがここまで騒ぐのかというのはすこぶる気になるところであった。

それでもって,このアルバムを聞いてみると,いろいろなタイプの演奏が入っている感じである。よって,私にとってはAri Hoenigというドラマーの本質がどこにあるのかというのはよくわからなかったのだが,演奏のレベルはすこぶる高いと思う。1曲目の"Moments Notice"からして意表を突くオープニングであるが,転調による盛り上げ方がなかなかいいし,全編を通じて,これはなかなかよいアルバムであった。

私は不勉強にして,ギタリスト2人についても聞いたことがないはずだが,彼らも歌心を持ったフレージングで貢献度が高い。しかし,このアルバムで最も私を興奮させたのは9曲目の"Green Spleen"である。Chris Potterとのバトル・モードが素晴らしくスリリングであり,私としてはこういう路線で通すというオプションもあったのではないかと思いたくなる出来であった。私がこのアルバムを聞く動機としては,今後はおそらくこの曲がキーとなるはずである。

但しである。ドラム・ソロで演じられる"'Round About Midnight"は明らかに蛇足だと思うのは私だけではないはずである。ライブでのパフォーマンスとしてやるならまだしも,アルバムに収録するほどのものとは私には思えないということで,それを減点対象として星★★★★。それでも,バランスのよいジャズ・アルバムとしては十分推薦に値する。

Recorded April 1, 3, 7, 2006 and June 7, 10-11, 2007

Personnel: Ari Hoenig(ds), Chris Potter(ts), Will Vinson(as), Jonathan Kreisberg(g), Gilad Hekselman(g), Matt Penman(b), Orlando LeFleming(b)

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» Berts Underground / Ari Hoenig [あ/た/ま]
Berts Playgroundクリエーター情報なしDreyfus  サイドで参加したアルバムでの存在感のある演奏が印象に残ったので Ari Hoenig のリーダーアルバムを聴いてみた。それにしてもこのアルバム、ギターに Helsekman と Kreisberg、Saxに Chris Potter、ベースに Matt ...... [続きを読む]

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