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2009年6月 5日 (金)

やはりBuzz Feiton入りのDave Weckl Bandはカッコいいのだ

Synergy "Synergy" Dave Weckl Band(Stretch)

私はDave Wecklのレギュラー・バンドが結構好きで,このブログでこのバンドの前作"Rhythm of the Soul"を取り上げたことがある(記事はこちら)。そこでも指摘したのだが,当時のバンドにおいてギターのBuzzy Feitonの果たした役割の大きさである。もちろん,Feiton抜きでもWecklのバンドはかなりいい線を行っているのだが,Feiton入りの時が図抜けて素晴らしいと感じるのはおそらく私だけではあるまい。

ここでもFeitonのリズム・カッティングがキレまくっており,それがただでさえタイトなこのバンドのグルーブを更に活性化させているのである。これぞタイトル通りの"Synergy"が効いているってやつである。例えばこのアルバムに入っている"Swamp  Thing"という曲における,まさしくスワンプ臭プンプンのギター・フレーズなんて,ジャズ一辺倒のギタリストには絶対無理と言いたくなるようなものである。ロック系のセッションもこなすFeitonだからこそこのフレーズが出てくるのよねぇと言いたくなるようなものであり,この曲のギター・フレーズを聞いているだけでも,スワンプ・ロックも好きな私のような人間は激しく反応してしまうのだ。

Wecklは見る限り,自身がリーダーとなる場合にはレギュラーのバンドでの演奏に相当こだわっているようだし,日頃からの活動を通じて得られるグルーブを大事にしているように思えてならないが,それは決して悪いことではなく,私が彼のバンドが好きなのも,常にリスナーが期待するタイトなグルーブを実現してからなのである。もちろん,商業的には豪華ゲストを迎えてという方が売り上げは立つだろうが,Wecklの頭にはそうしたせこい考えはないということであろう。いずれにしてもやりたい音楽をやりたいようにやるという姿勢は評価していいし,このアルバムも私は十分楽しめた。星★★★★。

ここしばらく,Dave Weckl Bandとしてのアルバムは出ていないと思うが,是非Buzzy Feiton入りで一度来日して,キメキメの音楽を披露して欲しいものである。

Recorded between January 18 and 22, 1999

Personnel: Dave Weckl(ds, perc), Brandon Fields(ts, ss, bs, EWI, key), Buzz Feiton(g), Jay Oliver(key), Tommy Kennedy(b)

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ジャズ(2009年の記事)」カテゴリの記事

コメント

次のアルバム「Transition」をこれから聴こうとしているのですが、ギターが抜けて、キーボードも変わってしまうみたいですねえ。これが吉と出るか凶と出るかわかりませんが、ギター入りという点と、それまで聴いてきた3枚の中では、この「Synergy」が一番好みに近いかなあ、と思います。曲によってゲストってのがないのもいいですし。

TBさせていただきます。

910さん,おはようございます。TBありがとうございます。

Dave Wecklはバンド指向がかなり強い人のように感じていますが,このおそらくはレギュラーのメンバーによるアルバムというのも潔さを感じてしまう私です。

でもやはりBuzz Feitonになってしまうんですけどね(笑)。

こちらからもTBさせて頂きます。

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豪華なゲストをふんだんに使うようなアルバムもいいですけれども、今まで3枚彼のリー [続きを読む]

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