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2009年5月31日 (日)

Burton / Metheny:安心して聞ける心地よさ

Quartet_live "Quartet Live" Gary Burton, Pat Metheny, Steve Swallow & Antonio Sanchez(Concord)

このバンドが日本に来たのは早いものでもう3年も前になってしまった。私は残念ながら,その時のライブは見逃したが,ついにこのバンドのライブ・アルバムがリリースとなった。

一聴して,Gary Burton,Pat Methenyらしいサウンドが飛び出し,ファンとしては嬉しい出来だと言ってよいが,これは良くも悪くも予定調和の世界である。何と言ってもこの安心感はこのメンツならではであるが,強烈なスリルには乏しいというところである。しかし,BurtonとMethenyのコンビにあっては,スリリングな展開というよりも,両者の楽しげなコラボレーションを楽しめばいいので,そこは全然問題にならない。Swallowもこの二人とは昔からのバンド・メイツであるから,激しく切り込むようなことはしないわけだが,唯一,このバンドに楔を打ち込むような役割を果たしているのがSanchezのドラムスである。私はここにSanchezがいなかったら,もっと牧歌的(あるいはゆるい演奏)になっていたのではないかと思うのだが,彼の突っ込みがこのバンドのテンションを若干ながらも上げたような気がして,Sanchezのプレイぶりを持ち上げておきたい。叩き過ぎって話もないわけではなかろうが,やはりいいドラマーである。

いずれにしても,Burton,Methenyの双方のファンである私もこのアルバムは十分楽しめたし,輸入盤は結構な安値だったので完全に元は取った。聞いていて心地よいので,しばらくはプレイバックし続けることも可能な佳作である。結構選曲がいいのもプラスのポイント。同じリユニオンでも先日酷評したL’Imageとは違うと言っておこう。星★★★★。でもMetheny関係のリユニオンなら,PMGの方が好きです~(きっぱり)。あと,このジャケは趣味じゃないなぁ。

Recorded Live at Yoshi's in Oakland on June 10 & 11, 2007

Personnel: Gary Burton(vib), Pat Metheny(g, g-synth), Steve Swallow(el-b), Antonio Sanchez(ds)

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コメント

といいつつ、本当はロイヘインズ(アラエイ)が入ってとっ散らかしてくれるともっと面白いんじゃないかと思う天邪鬼な私です。

本CD聴いてませんが。

ゲイリー・バートンのECMでのバンド時代のパット・メセニーはけっこう地味な印象があったので、それに比べると、パットは前面に出てきてますね。でもやはり当時の面影を引きずっているのか(いい意味で)、ギンギンにくることはないので、その分肩の力を抜いて聴くことができました。

TBさせていただきます。

やぎ@でかい方さん,こんにちは。

Roy Haynesですか。確かにLarry Coryell期のBurton QuartetにはHaynesが参加してましたよね。HaynesならMethenyとの共演もあるから,確かにどうなるか聞いてみたいような気もしますな。

910さん,こんにちは。TBありがとうございます。

このバンドではそれでもMethenyはBurtonを立てていますよね。非常に恩義を感じていることの証左ではないかと思いますが,その控えめさ加減が師弟関係としては麗しいなぁと思います。

こちらからもTBさせて頂きます。

中年音楽狂さん、こんにちはmonakaです。
このアルバムを聞きながら村上春樹を読めば、おお青春です。
TBさせていただきます。

monakaさん,こんばんは。TBありがとうございます。

確かに村上春樹とはいいコンビネーションのアルバムかもしれません。早く読まねば。

こちらからもTBさせて頂きます。

TBありがとうございます。逆TBさせていただきます。

たしかに、予定調和的でもあり、またオールスターセッション的な部分もあると思いますが、それでも満足度が高いと感じるのは、おっしゃる通りAntonio Sanchezの功績なんだと私も思います。

oza。さん,TBありがとうございます。

これだけやってくれれば,このアルバムを悪く言う人はいないでしょう。いかなる人も,それなりには満足させる作品だと思います。Antonio Sanchezの次のリーダー作はいつになるんでしょうねぇ。待ってる人も多いと思いますが。

Toshiyaさん、こんにちは。

スティーブさんの名前で、検索させて頂きました。

ロストコードの演奏を観に行って来ました♪ チケットが既に完売していたので、心配していたのですが、ビリーが確保してくれていて、全く問題なく、彼が招待してくれました。

席は全席自由で、いつもの要領で、前列中央を迷わずゲット。ただ、今回は、完売ということもあったせいか、前列席が、ステージホールギリギリにセッティングされていて、終始、アーチストを見上げるかたちでの鑑賞になりました。ビリーと、フレズ氏は譜面台に隠れてしまった為、足のみの鑑賞、スティーブさんは、手だけ。カルラさんとアンディーさんだけ、はっきり見えました(笑)。

休憩なしの90分。WDRのラジオ班が入っていたせいか、今回は、撮影禁止とチケットには書かれていたので、主人も最初ガッカリしていたのですが、両隣で撮影していたので、主人にも即して、最後のアンコールの曲だけ、何枚かをフラッシュなしで撮影しました。

曲の内容は、前回と全て一緒だったと思います。ラ・パロマも同じでした。2年前の時は、休憩が入っていましたが、ビリーに聞いたところ、大きなホールで演奏する時には、大概、休憩を入れるんだそうです。なるほど~。。

素人ながらの感想としては、やはり、ラッパとサックスのデュオがメインだったような気がしました。かけあいやら、綺麗な重音の進行などが、とてもパワフルでした。
フレズ氏が、度々、床下30cmくらいまで屈みこんで吹いてくれたので、この時だけは、良く見えました(笑)。右手にとても素敵なリングをしていて、キラキラと光っていました。楽屋で、ゆっくり見せてもらえば良かったなぁ。。

ここのクラブは、カルラさんも、ビリーも20年ぶりなんだそうで、かなり懐かしそうでした。カルラさんの、全てはここで始まったのかもね~。。という冒頭での言葉が、とても印象的でした。

また、ビリーと今回は、かなりゆっくりと話すことが出来て、私達としては、嬉しい限りでした。そうそう、前回、ビリーと約束していた冬のソナタの録音ですが、既に、Gary Versaceに頼んでくれて、コピー済みらしく、ビリーの手元にあるようです。彼もずっと気になっていたらしく、この3週間のツアーが終わったら、送るね。僕が忘れないように、メールで催促し続けてほしいと言われましたが。。。彼の日頃の忙しさを知っているだけに、気長に楽しみに待っていようと思います。ちなみに、ビリーは、冬ソナの原曲を聞いたことがないんだそうです。

楽屋では和やかな雰囲気で、小さなカウンターバーがあって、ビリーにドリンクを御馳走してもらいました。その後、フレズ氏がバーテンダーに変身!アンディーさんは、少し遠くから、ビール瓶を片手に、一人静かに皆の会話を聞き、微笑みながらビールを飲んでいました。スティーブさんとカルラさんは、二人の仲良しさを何気にアピールしていました。

スティーブさんですが、アダムのグループやら、カルラさんのグループに入っていることが多いせいか、私達の目にも大分馴染んでいるような気がします。来月は、アダムとのグループで、また、スティーブさんにお目にかかります。

ということで、二人とも体調が充分ではなかったのですが、良い時間を過ごせたことを嬉しく思っているところです。

また、別便には、裏話も添えて、写真をお送くらせて頂きましたので、是非、御覧下さいませ。

長々と大変失礼致しました。

Laieさん,おはようございます。写真ありがとうございました。

このバンドには相変わらずPaolo Fresuが参加しているんですねぇ。よくよく見ると凄いメンツです。羨ましいなぁ。

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