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2009年4月 1日 (水)

実家での発掘盤:Ulf Wakeniusのファンク

Good_groove "Good Groove" Grafitti(Lipstick)

実家にあることはわかっていたのだが,久しく聞いていなかったアルバムである。驚いたのはギターをUlf Wakeniusが弾いていることであった。それを知って今回,自宅へのお持ち帰りとなった。

このアルバムを私が購入したのはDennis ChambersとGary GraingerというJohn Scofield最強エレクトリック・バンドのリズム隊の参加によるところが大きく,プロデューサーも兼ねたリーダーと思しきHaakon Grafには何の興味もなかったし,当時はUlf Wakeniusなんて全然知らなかったからWakeniusがギターを弾いていると気がつかなくても当たり前というか,全然意識していなかったものである。私が彼の名前を意識したのはOscar Petersonと演奏を始めた頃だが,Peterson時代や現在とは随分違う印象の演奏をしているのが興味深い。

まぁこういうメンツであるから,当然サウンドはファンク指向が強いが,ハード・フュージョンという感じではなく,むしろ軽く響くのはこの重量級リズムからは意外である。よって,このアルバムを聞く際にはやや低音を強調して聞いた方がいいように感じる。そんな中でタイトル・トラック"Good Groove"やラストの"In the Pocket"は当時のPrinceの音楽のようで何とも懐かしい感じがしてしまった。

このアルバムは当時の時代を映す鏡みたいなもので,今聞いたからと言って,音楽的な感慨はあまりないのだが,Ulf Wakeniusって何でも弾けるのねぇと妙に感心してしまった次第である。そんなこと言ったらLars JanssonだってLars Danielssonだって,Bob Berg~Mike Sternコンビと激しいハード・フュージョンをやっていたぐらいだから,スウェーデンのミュージシャンってみんな間口が広いのかもしれない。いずれにしてもフュージョン好きにはある程度受け容れられる音源とは思うが,出来としては可もなく不可もなく,並ってところだろう。私としてはもっとハードなグルーブが欲しいところ。ということで星★★★。

余談だが,このアルバムが出て間もない頃,このアルバムの1曲目"Moonshine"をNHKのスポーツ番組のBGMとして使っていたのに驚いたことがある。このアルバムは国内盤も出ていないはずだから,輸入盤を仕入れた「好き者」のディレクターかなんだかがこの音源をBGMに使ったものだろうが,ついテレビに向かって「ご同慶の至り」とひとりごちたのも今は昔である。

Personnel: Haakon Graf(key), Ulf Wakenius(g), Gazry Grainger(b), Dennis Chambers(ds)

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コメント

ダンディで、ジェントルな中年音楽狂さま。。こんにちは。
で、ゴメン。

さて、これは、、持ってマヘン。。。安心してください。(きっぱり)

>スウェーデンのミュージシャンってみんな間口が広いのかもしれない。

これねぇ。。誰の文章だか、、忘れちゃったのですが。。
スウェーデンだけでなく、ノルウェーやフィンランドもだった気がしますが。。
用は、、ジャズの仕事が凄く少なくてこれだけでは、食べていけない、、みたいな文章を読んだことがあります。

でも、まぁ、時代、ってのもあります。
ダニエルソンもリーダーの最初のアルバムは、ライトフュージョン?、、って、、感じで、夏にかけると、、気持ちいいです。はい。


すずっくさん,こんばんは。お返事遅くなりました。

しかし,エイプリル・フールには見事に騙されました。私がそれだけ単純ってことですかねぇ。

「ジャズの仕事が凄く少なくてこれだけでは、食べていけない」っていうのは現実かもしれませんが,欧州ジャズ好き日本人の貢献により,かれらもずっと生活が楽になっていればいいですよね。

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