最近のトラックバック

2018年10月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      

2016年おすすめ作

無料ブログはココログ

« crissさんのブログ界への帰還を祝う | トップページ | Tony Williamsはこのアルバムで何をしたかったのだろう? »

2009年4月 5日 (日)

安部公房全集 遂に完結!

Photo 私は当ブログの自分のプロフィールにも好きな作家の筆頭に安部公房を挙げているぐらい長年の安部公房好きである。安部が存命中,わが母校(大学)に講演で来たことがあるのだが,そのときも当時の最新刊「方舟さくら丸」を持参し,彼のサインをもらって嬉々としていた自分が懐かしいが,その本は私にとっての家宝となっている。

その安部公房が亡くなったのが1993年,そして彼の作品を網羅する全集の刊行が始まったのが1997年7月のことである。発刊当初から全30巻と銘打たれていたこの全集であるが,2000年12月の29巻の刊行を最後に,いつまで経っても最終巻である30巻が発行されないまま時は過ぎた。しかし,突然というか,ひょっこりというか,先日第30巻がめでたく発売され,遂に12年掛かって全集完結である。

私はこの全集を刊行開始以来買い続け,全巻を保有するに至ったが,1~29巻が1冊6,000円弱,この最終巻は8,400円とそれはそれは財布には結構厳しい買い物であった。音楽CDもこれもというのはなかなか成り立ちにくく,この全集が毎月のように刊行されている当時は中古盤購入比率が高まっていたように思う。それぐらい負担が大きかったのである。だが,私の老後の楽しみとしてこの全集は何としても揃えておかなくてはならないという固い決意のもとに買い続けた私である。それが完結するということには感慨を覚えざるをえない。

ということで,私はこの本はリタイアした後にゆっくり時間をかけて読もうと思っているので,評価など今のところできないし,するつもりもない。私が若い頃になぜ安部公房に惹かれ,それが数十年を経てどう感じられるのかということをを実は今から楽しみにしているのである。それはまだまだ先のことではあるが,きっと新しい発見をもたらしてくれると確信している。

« crissさんのブログ界への帰還を祝う | トップページ | Tony Williamsはこのアルバムで何をしたかったのだろう? »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

こんにちは中年音楽狂さん、monakaです。
安部公房の全集30巻って凄いですね。その存在が輝いているように思います。
なくなった後の全集だとすべてが網羅されるのですね、私の持っている全集はまだ活躍中だったにで、福永武彦も辻邦生してもすべてではありません。
本棚には「砂の女」がこれは19版、「燃えつきた地図」と「箱男」は初版本で大切にしています。サインないけど。

monakaさん,こんばんは。コメントありがとうございます。

私は書籍は読んだものから処分してしまいますので,手許に残るのはよほど好きな作家か,再読の可能性があるもの,あるいは安部公房全集のような老後の楽しみだけとなってしまいます。

しかし,全30巻ってのは嵩張るんですよねぇ。家人からはCDも邪魔者扱いされる中,この全集のポジションを維持する手立てを考えなくてはなりません。でもこれは子供に譲りたいような全集ではありますので,頑張ります。

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/198475/44506817

この記事へのトラックバック一覧です: 安部公房全集 遂に完結!:

« crissさんのブログ界への帰還を祝う | トップページ | Tony Williamsはこのアルバムで何をしたかったのだろう? »

Amazon検索

2017年おすすめ作