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2009年4月15日 (水)

Melvin Gibbs:分類不能音楽?

Melvin_gibbs_2 "Ancient Speaks" Melvin Gibbs' Elevated Entity(LiveWired)

この音楽をどうカテゴライズすればいいのだろうか?

Melvin Gibbsと言えば,私の中ではArto LindsayとのAmbitious Lovers等の活動で知られるベーシストであり,その他のキャリアを見れば,Defunktだ,Ronald Shannon Jackson's Decoding Societyだ,Rollins Bandだ,とだいたい見る人が見れば,ははぁ~と言いそうなバンドばかりである。そのほかにも,Caetano VelosoやMarisa Monte等のブラジル勢,Femi Kuti等のアフリカ勢,更には懐かしやJames Blood Ulmerとバンドも組んでいるという雑食系のミュージシャンだと言ってよいだろう。

そうした雑食のMelvin Gibbsだからこそできた音楽と言ってもよいかもしれないが,アフリカ系のビートを基調とするファンク・ミュージックっていうのが適切なところだろうか。これをジャズにしか興味のないリスナーが聞いたらおそらく卒倒間違いなしである。本作にPete CoseyやJohn MedeskiやCraig Tabornの名前を見つけたからと言って買ってはならないが,こういう名前だけでアルバムを買う人ならOKであろう。特にここでのPete Coseyは切れているし,Medeskiのバッキングもかなりいけているのも事実である。Tabornはあまり目立たないが,Coseyの参加曲は特にカッコいい。

本アルバムの発売元であるLiveWired Musicのサイトを覗いてみると,このアルバムについて次のような記述があった。

"Walking down the street in New York and unexpectedly falling into a manhole, only to discover there is an African-American underground music scene"

つまりは「NYの街を歩いていたら突然マンホールに落っこちた。するとそこにはアフロ・アメリカンの音楽シーンが存在していた」って感じだが,これはまさに言いえて妙な表現である。絶対こんな音楽はメジャーにはならないが,必ずどこかに存在しているのは間違いないのである。でもやっぱりアングラだよなぁと思いつつ,このファンクは結構はまると癖になるかもしれない。星★★★☆。但し,繰り返すが,Pete Coseyのファンは聞いて損はない。

Personnel: Melvin Gibbs(b, key, prog), Afoxe Filhos do Korin Efan(vo, perc), Amayo of Antibalas Afrobeat Orchestra(vo), Pedrito Martinez(vo), B Negao(rap), Totonho(rap), Chason Walker(rap), Ruben(rap), James Hurt(key), Mark Batson(key), John Medeski(key), Craig Taborn(key), Pete Cosey(g), Blackbyrd McKnight(g), J.T. Lewis(ds), Terreon Gully(ds), Cortejo Afro(perc), Felix Sanabria(perc), Abdou Mboup(perc), Ron Blake(horn), Casey Benjamin(horn), Graham Haynes(horn), Micah Gaugh(horn)

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コメント

蛇尾です、こんにちは。

Melvin Gibbs、当然、ボクは知らないアーティストですが、J.B.ウルマーの名前で反応してしまいました。

昔、よく聞いていました。特に、ウルマーの曲をウォークマン(今ならiPod)で聞くな、リズム感がおかしくなって、それこそマンホールの穴に落ちるぞって!

まあ、ホントそれだけの話です。
完全復古調モードの蛇尾でした。

蛇尾さん,こんばんは。Ulmerですか。私も"Are You Glad to Be in America?"のRough Trade原盤を持ってましたねぇ。

一時期の勢いは時代の徒花だったのかなぁとも思いますが,それにしてもメジャーのColumbiaと契約したのは驚きでした。やっぱり変ですから。

Ulmerは今も現役ですが,どんどんブルージーになっていますね。年相応の枯れ方と言えるかもしれません。

Pete Cosey探していたら、シカゴ繋がりでMelvin Gibbsが。懐かしいですねDefunktで。このアルバムを聴いていますが、いやイイですね。好みだなあ。
アガルタ欠乏症なんですよね。

kenさん,こんにちは。珍しいアルバムへのコメントありがとうございます。

このアルバム,売っ払ってはいないはずですが,探すのに苦労しそうです。探してみますか(笑)。

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