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2009年3月 6日 (金)

Ralph Towner入りギター三重奏!

From_a_dream "From a Dream" Muthspiel / Grigoryan / Towner (Which Way Music / Material)

このバンド,またの名をMGTとも言うようである。頭文字を取るバンドはEL&Pだ,BB&Aだとロック畑と大体相場が決まっているが,このアルバムはRalph Towner入りだから,当然ロックではない(当たり前だっ!)。それにしてもTownerがギター三重奏とは驚きである。TownerにはこれまでデュエットはJohn Abercrombieとのものがあるが,トリオは初めてではないだろうか。ジャズ界でギター・トリオと言えば,スーパー・ギター・トリオであるが,それ以外ではLarry Coryell~John Scofield~Joe Beckのトリオによる"Tributaries"ってアルバムもあったなぁ。それはさておき,本作はレーベルはWolfgang Muthspielのアルバムを結構出しているMaterialが制作に関わっているから,これはMuthspielの音頭で録音したものと考えてよいかもしれない。

Muthspielはほとんどで,エレクトリック・ギターを弾いてはいるが,サウンド的にはクラシカルな響きが強いのはTowner師匠を立てたゆえとも思えるが,Ralph Townerファンならば納得のいく響きである。また,Townerファンにはおなじみでかつ極めてTownerらしい"Beneath an Evening Sky"や"Icarus"のような曲が入っているのも嬉しくなる要因である。

その中で唯一ジャズ的なフレイバーが強まるのが"Nardis"である。さすが名曲,曲の力で空気も変わるって感じである。この曲はTownerとMuthspielのデュオで演じられているが,テーマは最後に出てくるだけで,それまで両者による結構スリリングなアドリブ・デュオが展開されており,こりゃええわぁと思わせる。

もう一人のギタリスト,Grigoryanがクラシック系のギタリストなので,私としてはTownerにはもう少し12弦を弾いてもらって,サウンドの違いを明確にした方がよかったのではないかとも思う(私はTownerの12弦が好きなのだ)のだが,12弦ばかりでもサウンドがパターン化するという判断もあったのかもしれない。しかし,そうしたことは抜きにしても,このアルバムはTowner好きには堪えられないものである。Townerのアルバムはそんなしょっちゅう出るわけではないので,私はしばらくこのアルバムを聞いて楽しむことになろう。ちょっと甘いが星★★★★☆。

しかし,なんでこのアルバムがオーストラリア録音なのやら。ちなみに私が買ったのもオーストラリア盤である。

Recorded on December 3 - 5, 2007 in Melbourne, Australia

Personnel: Wolfgang Muthspiel(g, el-g), Slava Grigoryan(g, baritone g), Ralph Towner(g, 12 string-g)

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コメント

この盤は、Muthspiel好きとしてwish listにまでは入っています。
が、まだ発注に至っていないのは、他の2枚を選んでいるからという理由だけとは言い切れないところが..

oza。さん,こんばんは。

そのお気持はよくわかります。編成が編成だけにちょっと不安に感じるのは自然ですもんねぇ。私のようなTowner命みたいな人間にとっては,Townerが入っているということだけでOKなのとは違いますよね。

でもこのアルバム,Townerへのひいき目もありますが,結構いいですよ。

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