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2009年1月29日 (木)

Jazz Italianoシリーズ第3弾:Doctor 3は1968年に徹底的にこだわる

Doctor_3 "Jazz Italiano 2008: Omaggio alle Canzoni del Sessantotto" Doctor 3 (Palaexpo)

Jazz Italiano 2008の購入盤シリーズ第2弾である。今日はDoctor 3である。このトリオ,2007年のJazz Italianoでの"Sergeant Pepper's Lonely Hearts Club Band"トリビュートははっきり言って今イチだったのだが,彼らの最新スタジオ録音"Blue"が最高だったので,私としてはいまだ本当にどう評価していいのかわからないバンドではある。しかし,今回はタイトル通り,「1968年の歌」にこだわった選曲というのが,さまざまな音楽を自分のレパートリーにしてしまう彼ららしい。それにしても徹底したこだわりようである。

誰でも知っている曲が多いが,代表的なところを挙げるだけでもNilsson,Fifth Dimension,Stones,S&G,Traffic,Aphrodite's Child,Otis Redding等が並ぶのだから何をかいわんやであるが,さすがDoctor 3,何でもありである。冒頭の"Everybody's Talkin'(「うわさの男」ですね)"からして,いいねぇ。全編が"Blue"のように耽美的なトーンと言うわけではないが,曲がいいから許す。"Jumpin' Jack Flash"をカクテル・ピアノっぽくやってしまうのはちょっと???ではあるが,それでもこれは間違いなく2007年盤よりもよい。それだけBeatles,特に"Sergeant..."の曲のアダプテーションってのは大変だって言うこともできるが。Aphrodite's Childの"Rain & Tears"なんてこのトリオにぴったりでそれこそ最高でっせ。

やっぱりこのトリオにはスロー・チューンが似合うようなぁと聞いていて改めて思ってしまった。しかしである。このアルバム,決定的な欠陥がある。ラッパのPaolo Favaが1曲だけ最後の曲に参加しているのだが,これが雰囲気ぶち壊しで目を覆いたくなる(耳を塞ぎたくなるか?)。というか,酔っ払いの吹くラッパのようで,音楽になっていない。これを画竜点睛を欠くと言うのだ。この最後の曲だけでこのアルバムの価値は大きく下がった。こんな奴を最後に連れてきた(あるいは乱入を許した)Doctor 3はアホかと言いたくなる。この曲だけは次からはスキップである。これのせいで星★★★とせざるをえなくなった。何てことをするのかと文句を言っておく。

Recorded Live at Casa del Jazz, Rome on February 20, 2008

Personnel: Danilo Rea(p), Enzo Pietropaoli(b), Fabrizio Sferra(ds), Paolo Fava(tp)

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