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2009年1月27日 (火)

Jazz Italianoシリーズ2008版到着:一発目はRoberto Gattoである

Gatto_08 "Jazz Italiano 2008: Ommaggio al Progressive Rock" Roberto Gatto (Palaexpo)

注文していた2008年版のJazz Italianoのライブ盤が到着である。今日はそのうちまず,Roberto Gattoがプログレ(!)へのオマージュを捧げたライブを聞いてみた。

イタリアン・プログレと言えば,PFM,Banco,Arti E Mestieri,Area等々枚挙に暇がないと行ってもよいぐらいだから,ここに参加したミュージシャンたちもそうした音楽に何らかの影響を受けてきたものと思うが,ここで取り上げられているのははっきり言ってブリティッシュ・プログレばかりである。この辺はどうなのよという気がしないでもないが,まぁそれはさておきである。

このアルバム,決して悪くないし,聴衆はかなり熱狂的な反応を示しているが,演奏についてはかなり疑問が残ると言うのが私の実感である。これは私がプログレがかなり好き(少なくとも過去においては相当好きだった)ということが影響しているかもしれないのだが,この演奏にはやはり違和感をおぼえる。一番の問題は,主メロをホーンに吹かせているところである。私としてはやはりプログレはロックなのであって,ジャズ・フレイバーを持たせるにしてもホーンの使い方はKing CrimsonにおけるIan McDonaldがひな型にならざるをえまい。Ian McDonaldのフルートやサックスはそれほど自己主張が強いものではなく,あくまでもロックの一部だったからよかったのである。

しかし,ここでのサックスとトランペットまたはトロンボーンとの2管がプログレの世界を示すのに最適なコンビネーション,あるいは表現方法かというと,それは否である。ラテン系的サウンドで,メロディ・ラインを吹かれても私はずっこけるという感覚の方が強かった。これはやはり失敗だろう。アドリブ・パートになれば,そうした問題はなくなるのだが,やはりラテン系2管がCrimsonの「待って下さい」をやっちゃいかんのである。

その中でDanilo ReaはさすがにDoctor 3であれだけ何でも弾いてしまうというところからも想像できる通り,プログレだろうが何だろうが,何を弾いてもうまいというところを感じさせるのだが,やはりこのアルバムは微妙である。これはやっぱりプログレ好きとしては評価に困るということで星★★☆。

Recorded Live at Casa del Jazz, Rome on April 7, 2008

Personnel: Roberto Gatto (ds), Maurizio Giammarco(ts), Fabrizio Bosso(tp), Gianluca Petrella(tb), Danilo Rea(p, key), Roberto Ceccehetto(g), Francesco Puglisi(b), John De Leo(vo)

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コメント

はじめまして。以前からcrissさんやmonakaを通じ拝見させていただいておりました。
私もこのCDはあまりすきではありません。プログレは詳しくないけど、プログレをやるならラテンに傾かないで・・・と残念です。

rhodiaさん,はじめまして。私もお名前は存じ上げておりました。コメントありがとうございます。これからもよろしくお願いします。

rhodiaさんと同じ見解ならば,やはりそういうことなんでしょう。私の場合,プログレ好きなものですから,ますます点が辛くなってしまいました。

それにしてもrhodiaさんのブログも凄いですよねぇ。あまりに凄いので勝手ながらリンクさせて頂きました。

リンクありがとうございましたー。
私もリンクに加えさせていただきました☆
これからよろしくお願いいたします。
イタリアだけですが(しかも偏ってるけど)

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