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2009年1月18日 (日)

懐かしの"Bass on Top"

Bass_on_top "Bass on Top" Paul Chambers(Blue Note)

これは私にとってかなり懐かしいアルバムである。ジャズを聞き始めたかなり初期に買ったアルバムだが,しょっちゅう聞きたいと思うアルバムではないから,LPは実家に眠ったままになっているはずである。それでもそんなに頻繁にアルバムを買えなかった若い頃には繰り返し聞いたものなので,今回中古のCDを格安でゲットして久しぶりに聞いても,やはり頭にすりこまれていた。いろんなフレーズもちゃんと覚えていたのは,体が覚えているということであろう。原初的体験はそんなものかもしれない。

しかし,このアルバムもベーシストのリーダー・アルバムということで,やや難しいところがあるというのは衆目の一致するところと思う。Paul Chambersのベースはよく歌っていることは十分認めた上で,やっぱりこれは露出過剰ではないかという思いがぬぐえないからである。もちろん,ベースだからと言って脇役に徹する必要はないとは思うが,何もここまでやらなくてもというのが私の感覚である。もし,ここに強力なホーン・プレイヤーでも入っていれば,また印象も違ったのであろうが,さすがにギター+ピアノ・トリオという編成でリーダーがここまで弾きまくれば,目立つのは当たり前である。しかも共演者たちは,ちゃんとそうしたリーダーを立てるだけの奥ゆかしさをもった面々である。更にChambersが必要以上に目立つ結果となっているような気がする。

それでもあたかもホーン・プレイヤーのごとく,ソロ・フレーズを紡ぐChambersは立派だと思うし,ベーシストの地位向上に大きく貢献したということは認めなければならない。Blue Noteレーベルとしては異色と言ってもよい作品とは思うが,そうした作品の意義は認めるべきだろう。

ただし,Blue Noteレーベルの作品で聞く順番があるとすれば,この作品は若干後回しにしてもあまり問題はないように思える。私はこの作品の歴史的な意義は認めるが,歴史的名盤かというとそれは過大評価だと思っているというのが正直なところである。懐かしさも含めて星★★★★が精一杯の評価と思う。

余談だが,CDの裏に写るPaul Chambersって童顔だなぁと思うのは私だけだろうか?

Recorded on July 14, 1957

Personnel: Paul Chambers(b), Kenny Burrell(g), Hank Jones(p), Art Taylor(ds)

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