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2009年1月 4日 (日)

矢野顕子のニューアルバムは3枚組を買うべきだ

Photo "akiko - Complete Box" 矢野顕子(Yamaha)

私は矢野顕子とは決して相性がいい訳ではなく,彼女の魅力が実はよくわからない部分がある。そんなこともあり,随分とレビューが遅くなってしまった。聞いていなかったわけではないのだが,優先順位を落としてしまったのは私の責任である。このアルバムも年が変わってしまった今,新譜扱いすることには問題もあるとは思うのだが,このアルバムはなかなかよかったので,今更ながらということは承知しつつ取り上げてみたい。

このアルバムの通常版では全10曲中6曲が日本語詞で歌われるのだが,このボックス・セットでは全曲英語で歌われたアルバムがディスク2として収められている。実はこれがよいのである。矢野顕子も米国生活が長くなり,英語での歌唱は結構しっかりしているが,そうしたことを抜きにしてもこの全曲英語版はよい。彼女がここで展開する演奏には日本語詞よりも英語詞の方がずっとフィットしている様に思えるのである。英語詞の韻の踏み方はやや中途半端な部分はあるが,十分健闘していると言ってよいだろう。

いずれにしても,本作を成功に導いている要因としてはT Bone Burnettプロデュースのもと,展開されている伴奏が極めて米国的なサウンドということも挙げられるように思える。はっきり言ってこれはプロデュースの勝利であるが,本来なら昨年のベスト盤の一つに挙げてもよかったものを,レビューが遅くなってしまったのは矢野顕子に対して失礼だったことは反省しなければ。

ということで,このアルバムをこれから購入される方には通常版よりも値段は張っても,全曲英語版を収録しているこのボックスをお勧めしたい。矢野顕子に対するお詫びも含めて星★★★★☆。

尚,このアルバム,意図的にベースレスという編成で録音されているが,矢野顕子の強力な左手もあって,ベースの不在が全く気にならないというのはある意味凄いことである。

ちなみにDVDはあまり関心がないのでまだ見てません。

Personnel:矢野顕子(vo, p), Jay Bellrose(ds, perc), Marc Ribot(g), T Bone Burnett(g), Stuart Duncan(vln)

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