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2008年12月11日 (木)

Rebecca Martin:完全なメンツ買いの1枚

Rebecca_martin "The Growing Season" Rebecca Martin(Sunnyside)

このアルバム,リーダーのRebecca Martinには悪いが,完全なメンツ買いの1枚である。何てたってプロデュースはKurt Rosenwinkel(もちろんギターや諸々の楽器も弾いている),ベースは彼女の旦那(!)のLarry Grenadier,ドラムスはBrian Blade(!!)である。これではこれまでMartinの音楽は聞いたことはなくても,買わずにはいられまい。

Rebecca Martinという人はこれまでFresh Sound New TalentやMax Jazz等のレーベルに吹き込み経験があるから,ジャズの文脈で捉えられる人だと思うが,このアルバムはどちらかと言えば,シンガー・ソングライター的な響きが主であり,ジャズ的な雰囲気は薄い。ジャケットからしてもSSW的だしなぁ。

結果はどうだったかと言うと,残念ながらこのMartinの声が細いというか個性に乏しいというか,私にはあまり魅力的には感じられないのだが,バックのメンツの演奏はさすがで,それだけで元が取れるという感じである。特にRosenwinkelの多彩ぶりには感心してしまう。Rhodesなんて堂に入ったものである。結局のところ,メンツ買いをした私だったが,音楽を聞いていてもバックのメンツばかりに耳が行ってしまったという珍しいアルバム。これだけのバックバンドを率いることができるのはダンナのLarry Grenadierの人徳あるいはRebecca本人の人徳であろうが,ミュージシャンシップはダンナの方がはるかに上である。星★★★☆。点数は伴奏を評価してのものである。ある雑誌にはJoni MitchellやRicky Lee Jonesとの比較のような文脈で紹介されていたが,そういうのを過大評価という。彼女はまだそれほどのミュージシャンではない。

しかし,このメンツで来るなら来春の"Cotton Club"でのライブはちょいと気になるなぁ。

Recorded between August 23 - 27, 2007

Personnel: Rebecca Martin(vo, g), Kurt Rosenwinkel(g, p, key, vib), Larry Grenadier(b), Brian Blade(ds, perc)

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コメント

たしかに、素晴らしいメンツです。
歌はどうでも、聞いてみたい一枚です。
あ、歌も。。(^^ゞ

すずっくさん,おはようございます。

はい。聞いて下さい。バックを聞いているだけで得をした気になるかもしれません。あ,歌も。

Rebecca Martin!

90年代半ばにNYをベースにしたOnce Blueと言うバンドがありまして、そのバンドのヴォーカリストとして知っていましたがまだ活動されてるんですね。

このバンド、CD一枚出して解散してしまったのですが、割と好きでした。後にNora Jonesへの曲提供やコラボレーションで一躍注目を浴びることになるJesse HarrisとRebecca MartinがOnce Blueの核でした。

当時のサウンドはというと、ちょっと詰めの甘いRickie Lee Jonesと言う感じですかね。何曲か佳曲もあり、それらはまだ聴いています。 

Trotさん,コメント・バック第5弾です。私も情報で彼女が"Once Blue"というバンドをJesse Harrisとやっていたというのは聞いておりましたが,アルバムをお持ちとは素晴らしいですねぇ。まさしく先見の明かもしれません。

これからも駄文を垂れ流しますが,今後ともよろしくお願い致します。

TBありがとうございます。

"いろいろ買い漁ってるとキリがない"と言う理由だけで、"購入しない"を決め込んでいたのですが、結局買ってしまいました(笑)
個人的には、vocalもokでしたし、伴奏(演奏?)も抜群で、かなり好印象なアルバムでした。

なんといってもKurt Rosenwinkelが圧巻だったのは、同意見です。
逆TBさせていただきます。

oza。さん,「いろいろ漁っているとキリがない」のは皆さん同じ悩みを抱えているのではないかと思います。私も本来ならジャズ・ヴォーカル系はプライオリティが低いのですが,これは例外でした。

伴奏だけで買いたいと思わせてしまうというのは大したものだと思います。

>Rebecca Martinという人はこれまでFresh Sound New TalentやMax Jazz等のレーベルに吹き込み経験があるから,ジャズの文脈で捉えられる人だと思う

いえ、それは勉強不足で、この女性はonce blueというSSW系デュオでメジャーデビューした人です。

>このアルバムはどちらかと言えば,シンガー・ソングライター的な響きが主であり,ジャズ的な雰囲気は薄い。ジャケットからしてもSSW的だしなぁ。

勉強は足りないようですが、耳のほうは正直なようです。

どちらかさままか存じ上げませんが,コメントありがとうございます。

へぇ~,そうなんですかぁ。あなた様はきっと何でもよくご存知なんでしょうねぇ。こんなに上から目線で皮肉っぽくコメントされては一言もございませんです。

しかしながら,匿名でこういうコメントのされ方をすること自体,残念ながら「マナー」や「礼儀」についてはご存知ないんでしょうが。

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元来、JAZZ VOCALものを積極的に聴いてはこなかったので、おそらくこのblogにもほとんどJAZZ VOCALの掲載はないと思います。  Eliane Elias、菊地と演ったUAは記憶にある。近年のcharie haden,john scofieldも、範疇に入るかなぁ なので、特別編的な扱いで4枚を一気に紹介させていただきます。 発端は、5/9に開催された「ジャズバーで米国ルーツ寄り音楽を聴く夕べ」です。 ここが発端なので米国のフォーク、カントリー寄りのボーカルアルバムとなりま..... [続きを読む]

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