マイルスを聴け:文庫本なれどもこりゃ重い。
おなじみ「マイルスを聴け!」である。ほぼ2年おきに改訂が行われるこの本も,Version 8まで来た。出る度に買っている読者の立場からすれば,差分だけ出してくれればいいのにと思ってしまうが,それでは印税収入が入ってこないということで,この本もページ数がどんどん膨れ上がっていく。今回はなんと1,100ページを越えている。これでは通勤途上で読もうにも,鞄に入れると重くてたまらん。とは言いつつ,格好の暇つぶしにはなるので,ここのところ毎日持ち歩いている。
今回のバージョン・アップで加えられたのは89枚だそうだが,Bar D2のマスターも書かれているとおり,80年代の音源が圧倒的多数のようである。また,ページ数も80年代が450ページ近くあり,ここを読むだけでもかなりの体力を要する。80年代のMiles Davisってどうなんだろうという気もするし,私は゛You Are Under Arrest゛以降はちょっとというクチなので,こんなに音源が出されてもという気がしないでもない。しかし,世の中がデジタル化したのと同期して,Milesのブートレッグの数も飛躍的に増えるというのは,これはまぁ当然のことなのかもしれない。
Miles関連のブートの世界では私の関心はLost Quintetと70年代の音源に向かうので,60年代後半と70年代の音源のチェックに最も力が入るが,次のバージョン・アップでは新規で追加したページと改訂したページに何らかのマークでも付けてくれるとありがたいのだが。そんなものは自分でチェックしろって?確かにねぇ。でもまた全部読むのも面倒だし...。是非何とかして欲しいものである。
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