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2008年9月29日 (月)

Herbie Hancock:これでDefinitiveでは看板に偽りあり,かつかなり詐欺的なボーナスCD/DVD

Definitive_hancock ゛Then And Now: The Definitive Herbie Hancock" Herbie Hancock (Verve)

Herbie Hancockは様々な音楽スタイルで,時代の先端を走ってきたミュージシャンであるから,私も相当数のアルバムを保有している。そのキャリアを総括したアルバムが出たからと言って,大方は持っているから,普通だったらこんあものは絶対買わない。そもそもHerbieの輝かしいキャリアをたった12曲に凝縮するということ自体が無茶である。よって,私はこのアルバムの゛Definitive゛というタイトルには声を大にして異議を唱えたい。

じゃーなんで買うのよと聞かれれば,私が買った国内盤にはJoni MitchellとHerbieが共演したライブの映像がDVDとしてオマケでついているからなのだが,これとてYahoo! Musicで公開済みの映像だから,ことさら珍しいというものでもないし,ネットでダウンロードすればすむ話である。そもそも輸入盤でもDVD付きの2枚組みとしても出ている。しかし,Joniの名前を見て反応してしまった私が悪いと言えばその通り。そもそも元々のCDにボーナス・トラックで入っている音源だって,そのYahoo! Music音源と同じではないか。これってかなり詐欺的ではないだろうか。

さらに国内盤のオマケについているボーナスCDにはSonya Kitchellとの゛All I Want゛が帯には「初CD化」と書かれているが,これだって大嘘である。この曲はアルバム゛River: The Joni Letters゛を米国Amazon.comで買えば,この曲がボーナスとして入ったバージョンがAmazon Exclusiveというかたちで公表されているから,「国内初CD化」と書かれていないことはまたまた詐欺的である。私は米国Amazon経由でわざわざそのアルバムを購入しているし,ボーナスCDに入っているほかの2曲(゛Harlem in Havana゛と゛I Had a King゛)だって,iTunesで買えるのだから,結局このアルバムのオマケにはほとんど魅力なんてなかったということである。何,国内盤はベスト盤CDがSHM-CD仕様だって。それがどうしたっ!。ふざけるなと言いたい。

こういうことは購入前に調べておけばよかった話(そこは反省しなければならない)なのだが,店頭でそんなことまで調べる由もなく,Joniの名につられるという,ほとんどユニバーサルの策略にはまってついつい無駄使いをさせられてしまった。こうしたやり口を連発する最近のユニバーサルの商法は本当にあこぎとしか言いようがない。だから国内盤は買いたくないのだ。CDの売上げの低迷が叫ばれる昨今,こうした商法は更に状況を悪化させるレコード会社の自殺行為として糾弾したい。消費者としてはこういうやり口は許せないので無星。それにしても腹が立つ。

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コメント

国内盤で買いましたけれども、ちょっとオールタイム・ベスト盤というには、選曲が、う~ん、だったです。まあ、値段の割にはSHM-CDともう1枚CD、そしてDVDと良心的ではあるけれども。もう少し中身を研究していたら買わなかった可能性もありますね。

TBさせていただきます。

910さん,こんにちは。

確かに値段そのものは比較的良心的だったとは思いますが,あまりにも中身が...。私にはこの商法が許せないという思いの方が強いです。こんなコンピを作るHerbieもHerbieですが。

こちらからもTBさせて頂きます。

Montreux Jazz Festival 2009の目玉のひとつ、Herbie Hancock & Lang Lang with Orchestra Nacional de Lyonを7月5日に見に行きました。私は、Herbieの熱心なファンではないのですが、興味を引き、日程が合うのがこれしかなかった次第。
冒頭に、丸々と太った、おじいちゃんQuincy Jonesが呼び出されて挨拶したのにはびっくり。その後HerbieとLang Langが出てきて二人で楽しそうに競演。連弾したり。ソロしたり。ああ、でもHerbieの即興ソロで眠たくなったのは私だけではないはず。Lang Langはクラシック界のプリンスなのでしょうか?良い演奏家だと思います。Herbieはこれで何をしたかったのだろう?

カビゴンさん,続けてコメントをお返しします。

Montreuxも行かれたのですか。ますます羨ましいです。Lang Langはクラシックのピアニストですが,注目度も極めて高い人ですが,私は聞いたことはありません。しかし,Time誌の「世界で最も影響力のある100人」にも選ばれているそうですから,「何か」があるんでしょうね。

敢えてここでHerbieが共演する必要はないと思いますが,彼のエスタブリッシュメント指向の裏返しのような気がします。

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