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2008年8月31日 (日)

私もスイングジャーナルを買うのはやめにしようと思う

これだけインターネットで情報が取れる時代になってしまうと,雑誌が従来果たしてきた役割というのはどんどんネットに取って代わられることは仕方がないと思う。そうした中で,私は長年(約30年である)に渡ってスイングジャーナル誌を購読してきたのだが,もうそろそろ卒業させてもらうことにしたい。ブログのお知り合いのcrissさんも同じようなことを書かれていたが,私も便乗である。ちなみに私が初めて同誌を買ったときの表紙はDexter GordonとWoody Shawだったと記憶している。出会いはそれほど鮮烈に記憶していても,冷めてしまった気持ちはもとに戻せない。

私がジャズを聞き始めた頃はジャズに関しては何の知識もなく,同誌から情報を吸収するか,ジャズ喫茶に通う以外に適当な方法がなかったわけだが,以来30年近くジャズを聞いてきて,自分なりの審美眼も身に付けたし,歴史についても相応の知識は得てきたと思っている。

私の同誌との決別への気持ち(大袈裟な!)を更に強くさせるのが,同誌における自称「ジャズ評論家」たちのおべんちゃら記事の羅列である。批評性に乏しく,星★★★★以上を連発する彼らの書いている記事など読むに値しない。短い文章の中にも,哲学を感じさせてくれる人がいなくなってしまった。こうした傾向はベテランの批評家が逝き,硬派のライターが同誌を離れてから顕著になったが,はっきり言ってプロとしての自覚があるとは到底思えないのである。連発される同誌の星★★★★には「優秀」だという意味は全くないし,もはやバイヤーズ・ガイドともなりえない。その点,5つ星など滅多に出ないDown Beatはまだまだ批評性を保持しているし,新しいミュージシャンへの目配りもしっかりしていてまだまだ信用できると思ってしまう。

今や,ゴールドディスク選定はレコード会社の広告費とリンク(吐き気を催すようなVenusレーベルのジャケがいつも巻頭近くを飾るのも不快である)し,歴史的な録音の復刻にも不熱心となった同誌が,今後のジャズ界においていかなる役割を果たすというのか。特定の記事さえ(輸入盤紹介と新譜リリース予定+海外ニュースぐらいのものだ)立ち読みすれば十分な雑誌へと堕落したスイングジャーナルはこうして長年の読者を失うこととなったのである。そんな同誌がばらまく情報より,お知り合いのブロガーの皆さんの情報の方がはるかに有益である。

まぁ目くじらを立てるようなことでもないが,駄目なものは駄目なのである。浮いた金は何に回すか考えよう。さらばSJ。

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