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2008年8月15日 (金)

High Five:しつこいようだがラテン系はやっぱり熱いのだ

High_five "Five foe Fun" High Five(Blue Note)

いつも言っていることだが,私は欧州ジャズに造詣が深いわけではなく,ブログのお知り合いの皆さんからの情報により,最近になってその深みにはまりつつあるというのが実態である。よって,High Five Quintetについても初めて聞いてからそんなに時間は経っていない。しかし,イタリアン・ハード・バップと言うべき音楽は,ある意味リスナーの血湧き肉躍らせると言う側面があって,こうした音楽が魅力的に響くと言うことは私にでも十分理解できるのである。

このアルバムにも参加しているDaniele Scannapiecoのアルバムが出たときにも私は「やはりラテン系は熱いのだ」と書いたわけだが,その熱さはこのアルバムでも十分出ており,やっぱりラテン系は熱いのである。私はこの音楽を聞いていてOTB(彼らに関しては若さまかせの...あるいは血気盛んな...という記事も書いたことがある)の音楽を思い出してしまったのだが,勢いあるいはハード・ドライビング度という観点ではOTBとこのHigh Fiveは同列に並べてよいように思う。全編を通じてここまでやってくれれば爽快なのである。

このアルバムではオリジナルに加えてCeder Waltonの"Ojos de Rojo"やMcCoy Tynerの"Inception"をやっているのが目新しいが,このCeder Waltonは結構渋い選曲である。私はRay Brownの"Something for Lester"でこの曲を聞いてきたが,やはり佳曲である。各人のオリジナルもハード・バップ・テイストに溢れていて楽しめる出来。

しかし,このアルバム,ミキシングのせいかリズム(特にドラムス)が非常に軽いものに聞こえるのは気のせいだろうか。あるいは私がOTBの影を追い過ぎ,肉体派Ralph Petersonと比較してしまうからそう思うだけなのかもしれないのだが,でもやっぱりちょいと軽いように思える。まぁそこはラテン系であるから,明るく軽いノリというのもそれらしくてよいのかもしれない。星★★★★。

Recorded on January 8-10

Personnel: Fabrizio Bosso(tp, flh), Daniele Scannapieco(ts), Luca Mannutza(p), Pietro Ciancaglini(b), Lorenzo Tucci(ds)

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コメント

音楽狂さん、こんにちは、monakaです。
このアルバムを悪く言う人いませんね。一言いうならベースがもう1つ芯が欲しい感じうけました。
CDの整理は14日に済んでだけど、なぜか入りきらなくなってしまいました。CDの増量ペースを考えると早急な2次対策が必要です。
TBさせていただきます。

monakaさん,コメント,TBありがとうございます。

確かにこのアルバムを悪く言う人は少ないでしょう。日頃辛辣なコメントを連発して顰蹙を買う私もほとんど文句なしですから。でも星の数が妥当な評価だと思っています。

私もCDの収納には苦労しています。プラケースは全部捨てて,ビニール・ケースに入れ替えて,収納効率は3倍に上がっているはずなのですが,それでももうだめです。聞かないものはメインのストック・スペースからサブ・スペースへ移動というやり方しかもう対処できません。でも,一旦メインの場所からはずれると,プレイバック回数は途端に減ってしまうのですよね。困りました。

中年音楽狂さん、暑い時にはこういう熱い演奏、それもラテン系統が似合いますね。
はっきり言ってあまり難しい曲は食指が動かない季節。
私、人間がラテン気質なのでこういうわかりやすいメリハリのある演奏は好み。
何よりもボッソをはじめ、イケメンの香りが演奏からも漂ってきてたまりませんわ。
あら、暑さのあまり、つい正直なコメントを。
TB成功しますように。

madameさん,コメント,TBありがとうございます(TB問題なしです)。

奇遇ながら,私の夜の街ではラテン系日本人(?!)を名乗っております。全然イケメンではありませんが...。メンタリティの問題ですね。呼び屋やって下さいませ。

新幹線でのご出張、ごくろうさまです。
僕もお盆休みもなく働いています。

それにしても蒸し暑い日が続きますね。

>できれば野外でビールを飲みながら聞きたいものです。

気温が上がれば上がるほど、消費量が増えるのがビールですよね。
僕もずっとダイエットしてるのですが、この季節だけはビールでやや太り気味です。

さて、High Five の新譜ですが、中年音楽狂さんのレビューを読む限り、4つ星のわりには、ドラマーに不満なようですね。
全く、同感です。
このドラマー以前から気になっていたのですが、ちょっと重心高いんですよね。よくできている作品ではありますが、ドラマーが変われば満点です、個人的には。チェカ爺あたりなら文句ないけど、あまりに世代格差がありすぎて、現実味ありませんが(笑)。

ラルフ・ピーターソンは僕も大好きで、意味もなく手数が多くて、フロントを煽るというか、脅すというか、なんだか野獣的な凶暴性がたまらなくスリリングですよね。

久し振りにこれから聴いちゃおうかな。

ということで、こちらからもTBさせていただきます。

crissさん,コメント,TBありがとうございます。

感じるところが同じというのである意味ほっとしました。ここにPetersonのような野獣ドラマーを入れるとこれまたバランスは破綻するでしょうが,スリルは生まれるに違いないように思います。

トラバ、ありがとうございます。

中身の事はさて置き。
ボッソの顔立ちより、スカナピエコが大好き☆


ドラムかあ、、確かにイタリアのインパクトある若手って、すぐさま浮かばないかもね。
不勉強なだけかな。(^^ゞ

コメントありがとうございました。

すずっくさん,こんにちは。

確かにScannapiecoって渋い感じの男前ですねぇ。服のせいもあるでしょうが。

まぁ私はラテン系と言ってもどちらかというとスペインの方が...ってなんのこっちゃ。

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