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2008年7月13日 (日)

Jon Hassel:ECM最大の異色作か?

Power_spot ゛Power Spot゛ Jon Hassell(ECM)

ECMレーベルとしてはこれは相当の異色作である。何と言ってもプロデューサー,エンジニアがBrian EnoとDaniel LanoisというU2プロデューサー・コンビではないか。しかもカナダ録音というのはECMの歴史長しと言えども,この作品だけだろう。いずれにしても,なぜこのアルバムがECMから発売されるのかが不思議である。それだけでなく,このエレクトロニクスを多用したアンビエント・ミュージックのような音楽がなぜECMなのかというのも不思議である。

ということで,これは普通のECMレーベルのファンが聞くとやはりのけぞることは間違いない音楽と言ってよかろうが,そうしたECMの特異なレーベル・カラーを無視すれば,これはこれでOKである。しかし,そこはアンビエント・ミュージックであるから,これを「さぁ音楽を聞くぞ~!」と構えるとろくなことはない。環境と同化させる,あるいはリピート機能で延々流しっぱなしにすることがこの音楽の本質であるから,鑑賞的な態度は到底受け入れないし,聞いているこちらも何だかなぁと思うだけである。

ということで,これは決して鑑賞用の音楽ではないし,これに評点をつけるということ自体に意味はない。むしろこんなアルバムまで出しているECMレーベルの懐の深さに「ヘェ~っ」とうなっていればよいように思えるアルバム。

このアルバムが一体どういう層を狙った音楽なのか凡人の私には理解できないが,この音楽を聞いていて気持ち悪いというリスナーもいないだろうと思わせるのはさすがアンビエント。一方,積極的にこのアルバムを聞いている人も少数であろうと思わせる作品である。やはり不思議な音楽である。ということで,私も何が言いたいのかさっぱりわからない記事を書いてしまったが,興味のある方はヨガのおともにでもどうぞと言いたくなるようなCDである。

Recorded in October 1983 and December 1984

Personel: Jon Hassell(tp), J.A. Deane(perc, al-fl), Jean -Phillippe Rykiel(key), Michael Brook(g), Richard Horowitz(key), Brian Eno(el-b), Richard and Paul Armin(strings), Miguel Frasconi(fl)

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コメント

 はじめまして。dr.cyber.aquilaと申します。
たまに、お邪魔させていただきます。
 
 で、Jon HasselのCD、私めも所持しているのですがアンビエントといえばアンビエント。
 
 ただ、その後これまた同趣旨の作品系列としてニルス・ペッター・モルダゥの作品出すくらいなので、ECMのdark side of moonには、この遺伝子があると思います。

 いかがなものでしょうか?

dr.cyber.aquilaさん,はじめまして。コメントありがとうございます。

確かにECMは間口の広いレーベルですので,ある意味なんでもありみたいなところがありますね。Nils Petter Molvaerが出たときも驚かされましたが,レーベル・カラーからの逸脱度ではJon Hassellかなと思います。というより,最近はECMならどんなのがきても驚かないと言うべきでしょうか。

ただ,私がECMレーベルに期待するのは本質的にはこの手の音楽ではありませんから,dr.cyber.aquilaさんのおっしゃるとおり,ECMのDark Sideあるいは別の顔という評価は正しいと思います。

今後ともよろしくお願いします。

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