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2008年7月 9日 (水)

Horace Silverの典型的ハードバップ

Silver "The Stylings of Silver" Horace Silver (Blue Note)

NYCのロックフェラー・プラザ前にたたずむHorace Silverのジャケ写真を見るたびに,「なにカッコつけてんだか」と苦笑したくなるが,演奏はいつも通りのSilverらしい典型的ハードバップでカッコつけたところはなにもない(と言っては言い過ぎか)。

このアルバムのフロントはArt FarmerとHank Mobleyという豪華版である。Blue NoteのHank Mobley Quintet (BLP1550) もこのメンツだったが,あっちはArt Blakeyがドラムスだったから,更に豪華ということになる(それがどうした)。まぁ1957年というタイミングではこういうメンツはいくらでも揃ったのだろうと言うことはできるが,それにしてもハードバップである。私はファンキーさを増し過ぎたHorace Silverの曲というのはあまり好みではなく,基本的にHorace Silverのファンというわけでもない。そうは言ってもBlue Noteレーベルゆえ,おかしなアルバムは作らないし,そうした中で私が保有するSilverの数少ないアルバムの一枚がこれである。

ジャズ史を紐解いてみれば,Horace Silverがどういうポジションを占めるのかというのは若干微妙である。バンド・リーダーとして,こうしたアルバムはたくさん作っているが,歴史に残るような革新的な取組みをしたわけではない。しかし,その一方でBlue Noteレーベルのカラーを決定付けるような役割も果たしているので,まぁやはり巨人とは言わずとも偉人の一人ではあろう。後々には逸早くBrecker Brothersもバンドに採用しているしなぁ...。

このアルバムはファンキーというよりもやはりハードバップ・テイストが強く,私にとってはこれならOKというレベルの演奏である。Art Farmerは後のフリューゲルホーンでの演奏とは全く違う個性を聞かせ,人は変わるものだと思わせるが,このアルバムはあまり難しいことを言わず,ジャズらしいジャズが聞けるアルバムとして楽しめばいいように思う。やっぱりこれは私にとっては「酒の友」かなかぁ。星★★★★。

Recorded on May 8, 1957

Personnel: Horace Silver(p), Art Farmer(tp), Hank Mobley(ts), Teddy Kotick(b), Louis Hayes(ds)

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