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2008年6月 4日 (水)

Sonny Landreth:豪華ゲストを迎え,スライドの技は相変わらずだが...

From_the_reach "From the Reach" Sonny Landreth(Landfall)

現在のロック・シーンにおいて,スライド・ギターの名手と言えば,Derek TrucksかこのSonny Landrethかと相場が決まっているわけだが,そのSonny Landrethのリーダー作が自身のレーベル(らしい)Landfallから発売になった。このアルバムで驚かされるのが豪華ゲストを迎えているということである。ゲスト陣は下記のPersonnelを見て頂けばよいのだが,Landrethのリーダー・アルバムでは今までこうしたことはなかったから,レーベル立上げのご祝儀含めてというところかもしれない。いずれにしても,ロック好きが見たら,つい買いたくなるような雰囲気のあるジャケットである。

ここに収められた演奏であるが,私が期待するスライド・ギターの技はちゃんと収められているのでそこには文句はない。しかし,このアルバムの決定的な弱点はLandrethのボーカルにある。何とも線が細いのである。こうした骨太のロックを演奏する場合,Landrethのどちらかというとテナーに近いボイスはあまり合うように思えない。やはり,この人の音楽にはもっと力強い,あるいは渋い声のボーカリストが必要のように思う。確かにゲストのバック・グラウンド・ボーカルで補強している部分もあるにはあるが,それでもこの線の細さはやはりいただけない。

私としては,Sonny Landrethは強力なボーカリストのバッキングで最も光ると考えており,何と言ってもJohn Hiatt & the Gonersでの演奏が最高のように思う。それでもLandrethのスライドが聞きたくて,彼のアルバムもそこそこは買っているのだが,それでも「これは最高だ」と思える作品に出会えないのである。そうした意味で,トータルなミュージシャンシップとしては,Derek Trucksの方が上のように思う。

とは言いながら,Derek Trucksをバックに迎えたEric Claptonがこのアルバムで2曲客演しているのは,Sonny Landrethがミュージシャンズ・ミュージシャンであることを証明しているように思えてならない。いずれにしても,Landrethはスライド一本で勝負した方が,男気を感じさせてよりカッコいいと思うのは私だけだろうか。何とも惜しい。星★★★。

Personnel: Sonny Landreth(g,vo), David Ranson(b), Michael Burch(ds, perc), Steve Conn(key), Sam Broussard(g), Tony Daigle(perc), Brian Brignac(perc) with Mark Knopfler(g, vo), Eric Clapton(g, vo), Robben Ford(g, vo), Eric Johnson(g), Dr. John(p vo), Jimmy Buffett(vo), Vince Gill(g, vo), Nadirah Shakoor(vo)

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