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2008年6月21日 (土)

Dave Holland Quintet:鉄壁のコンビネーション

Prime_directive ゛Prime Directive" Dave Holland Quintet(ECM)

ちまた(と言ってもごく一部局地的な話だが...)で何かと話題の゛Prime Directive"であるが,その本家バージョンを久々に聞いた。Dave HollandがこのQuintetを結成したのは1997年のことらしいが,それ以来ドラムスのBilly KilsonがNate Smithに代わった以外は不動のメンバーというのは今日のジャズ・シーンでは珍しいことである。Nate SmithはChris Potter Undergroundのメンツであるから,このメンバー交代はPotter人脈と考えていだろう。編成も結構変わっているが,Steve Nelsonのヴァイブが絶妙なアクセントになっていて,これがピアノではこうは行かないと思わせるのである。いずれにしても,少なくとも結成当時は比較的地味と思わせたメンツからこうした響きを作り出すDave Hollandのリーダーシップは大したものである。

このバンドのコンビネーションのよさはクインテットとしての第2作である本作でも既に際立っていて,極めてコンテンポラリーな響きの中にも,まさに鉄壁の演奏を展開している。タイトル・トラックはPotterのテナーとEubanksのトロンボーンが対位的にソロを展開し,この曲から聞く者の心を鷲掴みにしてしまうと言っても過言ではない。いずれにしても,単純な4ビートはあまりないのだが,変拍子でもなんでも非常に「ジャズ」を感じさせる演奏である。現在の管入りレギュラー・コンボではピカイチの実力を持つバンドであり,こういう優れたバンドはもっとメジャーになって欲しいものである。ということで,現代ジャズにおけるこのバンドの重要性も含めて星★★★★★としよう。

本作でもそうだが,Dave Holland Quintetの音楽がECMらしからぬものだということは大方のリスナーも認めるところだろうが,結局はこのバンドがECMから離れて,Hollandの自主レーベルに移行したのは,サウンド的な観点で言えば必然である。そうした意味ではECMサウンドを期待するECMファンがこのアルバムを聞くと面食らうかもしれないが,それでもこのバンドの意義を認めたECMのオーナー,Manfred Eicherの慧眼はやはり素晴らしいと言っておきたい。

Recorded on December 10-12, 1998

Personnel: Dave Holland(b), Chris Potter(ss, as, ts), Robin Eubanks(tb, perc), Steve Nelson(vib, marimba), Billy Kilson(ds)

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コメント

閣下のバンド、曲がめちゃくち名曲なわけでは、ないのでしょうが、実力者揃いの演奏だと、キメの部分はバッチリまって、インプロ部分は各自の裁量で決まって、4ビートないけど、JAZZのおいしい部分が堪能できます。
ライブ盤にもあるけど、そっちが迫力あるかなあ。
比べると、スタジオ盤は結構爽やか(笑)


もし、次回、このバンドがきたら、砂かぶりに全員集合命令です。

ヤンやの応援だい。(笑)


しかし、この「禁断の果実」に、手を出すあの輩は、私は尊敬してます。
璃事長のホコリ、もとい誇りです。(笑)

すずっくさん,こんにちは。コメントありがとうございます。

はい。もしこのバンドが再来日する機会があれば,私も馳せ参じたいと思います。

ライブ盤も改めてチェックしておきます。

いきなり様子が変わりましたね。

Prime Directiveとは我ながらなかなかいいところに目をつけたと思っております。いや、以前からこのアルバム持っていてほとんど聞いていなかったのだが、先日たまたまiPodに入れるので聞いてみたらもしかしてあのバンドには非常に向いているのはと思って譜面に起こしたりしてみました。一応成功かなと。もう一曲ぐらい考えたいところです。リクエスト求む(笑)

ところで、もしかして誰かさんに尊敬されてるのだろうか。照れるな(笑)。

やぎさん,コメントありがとうございます。

確かに様子が一気に変わりました。いかがでしょうか?ご感想お待ちしております。

ところで,編成からしても,放し飼いにはおとうと氏の参加あって゛Prime Directive゛は成立するような気もしますが,それではレギュラー・トリオに失礼でした?いずれにしてもいけてる選曲と思います。これからは放し飼いトリオ+1で営業?

おお、早速のコメントが。

テンプレートいい感じ・・・なのですが、もしかして字がちょっと小さくなりました?行間も含めてちょっと年寄りにはつらいかも・・・

ご指摘の通りPrime Directiveは弟がいないと成り立ちません。一回トリオでやってみたんだけど散々でした(笑)。というわけで、しばらくは弟にも準レギュラーでやってもらおうと思っています。といっても「放し飼いカルテット」に解明するのも何なので、一応「トリオ+」ということで。

そうそう、、その弟さまに聴きましたが、、、
ロビンって、メチャクチャかっこいいトロンボーンだと思ってまししたが、、この人のトロンボーンって、まぁ、ちょっと?ずるいらしい。通りで、かっこいいわけっす。(笑)


テンプレート変えたのですね。。素敵ですよ。
私はずっと同じでっす。ミクシィのお写真も。。。

そう、天国への階段、あの両手タッピングのスタンリージョーダンが演奏してるの知ってました?
って、ご存じでしょうねぇ。私、すっかり忘れてました。(爆)
http://www.youtube.com/v/HjXN3OLgoqs
私が宣伝ビデオでみたのは別のヴァージョンですが、音が出た瞬間、思わず振り返ってしまった。
周りにも似たようなやつがいて、笑った。

メレセデスさまは、私とリアルなお友達です。
語学と音楽にもたけた、素敵な女性なのよ。
宜しくね♪

そして、でっかい八木さん、、照れるな。(らしくない。。)

すずっくさん,こんばんは。

Robin Eubanksの何がずるなのか,私には知る由もないっす。

メルセデスさんにはコメント頂きましたが,この世界,男子も女子もないのですし,メルセデスさんがすずっくさんのまぶだちとはまして知るはずもなく...。でもこうして広がるシンジケートは大事ですよね。

Stanley Jordanは私はNYC時代にライブ盤でよく彼のStairwayを聞いてました。今聞けば違った感慨もあるかもしれませんが,結局のところやはりあれはZepに限りますね。多分すずっくさんも同じだとは思いますが。違ったらごめんなさい。

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