« Questのライブ音源を聞いた | トップページ | ココログ出版モニターに当たってしまった »

2008年6月15日 (日)

スリリングなKurt Rosenwinkelのライブ

Remedy_2 ゛The Remedy: Live at the Village Vanguard゛ Kurt Rosenwinkle Group(ArtistShare)

このアルバムは以前から結構気になっていたアルバムなのだが,ようやく購入である。随分と時間が掛かってしまったが,一応新譜扱いとさせて頂く。

2006年の1月に名門Village Vanguardで録音されたこのアルバムは,おそらくはRosenwinkelのレギュラー・バンドによる演奏を収めたものであるが,これがなんともスリリングな演奏の連続で思わず嬉しくなってしまった。リーダーのRosenwinkelもよいが,それを煽るドラムスのEric Harlandがこれまたよい。バンド全体の演奏も熱く,当然のことながら,聴衆のレスポンスも相当なものである。もしライブでこの演奏を聞いていたら私も同じように反応をしていたものと思われる。

Rosenwinkelと言えば,Gary BurtonやPaul Motianとの共演を経て,Verveからリーダー作を発表してきたが,このアルバムがArtistShareから発売されたということはVerveとの契約が切れたということだろうか。確かに有能なミュージシャンであることは認識できるものの,強烈な個性のようなものを感じにくい人であったように思えるので,アルバムもどの程度売れたのかはわからない。私もBrad Mehldauが参加しているがゆえに゛Deep Song゛は保有しているし,Fresh Sound New Talentから出た゛East Coast Love Affair゛はAvishai Cohen,Jorge Rossyという濃い~メンツにつられて購入したが,今まで熱心なRosenwinkelのリスナーだったとは言えない。

しかし,このアルバムを聞いて,レギュラーでこんな演奏をしているのを知ると,もう少し注目してもいいかなとも思わせるミュージシャンである。残念なのは曲のクォリティが今一歩というところだろうが,演奏(アドリブ・パート)を聞いている限りはそういうことは気にならない。これで作曲能力が上がれば,この人には更なるブレイクが訪れるかもしれない。星★★★★。

Recorded Live at the Village Vanguard in January 2006

Personnel: Kurt Rosenwinkel(g), Mark Turner(ts), Aaron Goldberg(p), Joe Martin(b), Eric Harland(ds)

|

ジャズ(2008年の記事)」カテゴリの記事

新譜」カテゴリの記事

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/198475/41518942

この記事へのトラックバック一覧です: スリリングなKurt Rosenwinkelのライブ:

» Kurt Rosenwinkel Group THE REMEDY [JAZZとAUDIOが出会うと...]
Kurt Rosenwinkelはdeep songあたりから注目をし始めたので、ちょいと遅れたファンになってしまうのですが、それでも最近はかなり注目しているギタリストになっています。 そのKurt Rosenwinkelのライブ盤ということで、これは買い逃す手はありません。 メンツは以下の通り、最近Kurt Rosenwinkelと言えばMark Turner、Mark Turnerと言えばKurt Rosenwinkelってな印象もありますかねぇ(笑) Ku..... [続きを読む]

受信: 2008年7月 5日 (土) 17時36分

コメント

TBありがとうございます。

"deep song"がなかなか良かったので、期待していたLIVE盤が出たので、迷わず買ってきたのですが、期待に違わない良さで(^^)でした。

逆TBさせていただきます。

投稿: oza。 | 2008年7月 5日 (土) 17時40分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。